2022-05-18

インドネシアはどんな国?*地震や火山噴火・ビザ・言語・通貨など

インドネシアのロンボク島 indonesia rombok village

ロンボク島の山間部でココナツの実を手に歩く女性。

私の初めての一人旅はインドネシアです。それもあって、この国はとても愛すべき国。インドネシアはどんな国か?わかりやすくご紹介します。

1万8000の島々からなる熱帯の国

indonesia boat インドネシアの船

ジャカルタ沖合の島に向かう船。多数の島々からなるインドネシアでは、船が通勤や通学の足としても使われている。

インドネシアは赤道をはさんで約1万8000の島々からなる世界最大の島国です。日本からは飛行機で7時間ほど。国の東西の幅は5000km以上でアメリカ大陸よりも広く、国土面積は日本の約5倍です。

インドネシアの農村風景。indonesia-coutryside

ジャワ島の農村風景。雨がたくさん降る高温の気候のため、1年に2回以上米が収穫できる。

国土の大部分が赤道周辺にあるため、気温は1年を通じて25〜27℃。雨がよく降る熱帯性多雨気候で、雨季と乾季の2つの季節に分かれます。雨季は11月から4月、乾季は5月から10月です。

米は1年に2回以上収穫でき、野菜や果物、香辛料の栽培や漁業も盛んです。

indonesia-market インドネシアの市場

熱帯性気候のため、果物がよく育つ。市場では1年を通じて色とりどりの果物が並ぶ。

indonesia-lombok-coconuts インドネシア・ロンボク島

ロンボク島でココナツの実を運ぶ男性。ここではココナツは結婚式の料理の材料に使われる。

250以上の民族と言語

indonesia-lombok インドネシア・ロンボク島の民族

ロンボク島のバヤン地区の人たち。かつてロンボク島のほとんどの人が、イスラム教徒とアニミズム信仰やヒンドゥー教が混じり合った独特の信仰「ウェット・テル」を信じていたが、今はバヤン地区の人びとだけとなっている。

インドネシアの人口は約3億人。中国、インド、アメリカに次いで世界で4番目に人口が多い国です。多くの島々からなるこの国には、250以上の民族が暮らしていると言われています。

indonesia-bali インドネシアのバリ島の祭り

バリ・ヒンドゥー教寺院の祭りで、神様にささげるお供物を頭にのせて寺院に向かう女性たち。

公用語はインドネシア語ですが、それぞれの民族が独自の言葉と文化を持っています。使われている言語は200~400あると言われています。

世界最多のイスラム教徒の国

indonesia-jakarta-Istiqlal Mosque インドネシア・ジャカルタのイスティクラルモスクの金曜礼拝

ジャカルタのイスティクラル・モスクで金曜日の集団礼拝を行う人たち。イスラム教徒にとって、金曜日の昼の礼拝はもっとも大切なものとされ、モスクに集まっって礼拝することが良いとされている。イスティクラル・モスクは東南アジア最大のモスク。

インドネシアの国民の90%近くがイスラム教徒で、世界で最もイスラム教徒が多い国です。ほかに国が認めている宗教には、キリスト教のカトリックとプロテスタント、ヒンドゥー教、仏教、儒教があり、国民はいずれかの宗教を信じなければならないるとされます。

地震や火山噴火が多い国

indonesia-.Merapi Volcano Museum ムラピ火山博物館

ジョグジャカルタ近郊にあるムラピ火山博物館。火山の歴史が多くの写真や模型で紹介されている。

インドネシアは地殻変動がさかんで、地震や津波、火山の噴火など自然災害が多い国です。ほとんどの島の中腹に、活火山と活断層が横たわっているからです。活火山は129あり、そのうち17の火山が活発に活動しています。

2004年のスマトラ島沖地震では、28万人以上の死者・行方不明者が出ました。2018年8月にはバリ島の隣のロンボク島でマグニチュード7の地震が発生し、2千人以上が死亡しています。

indonesia-.Merapi Volcano Museum ムラピ火山博物館

2010年の噴火の時は、ムラピ山から約25kmのジョグジャカルタ市街でも降灰が降り積もった。

ジャワ島中部にあるムラピ山は最も活動的な火山の一つで、これまで多くの噴火を 繰り返してきました。2010年の噴火はとりわけ激しく、300人以上が死亡しました。しかし今も多くの人が火山のふもとで暮らしています。火山灰でできた土には栄養分がたっぷり含まれていて、農作物がよく育つからです。

インドネシアの概要

〔正式名称〕
インドネシア共和国

〔面積〕
191万931㎢(日本は37万7971㎢)

〔人口〕
2億7,063万人(日本は1億2618万人)(2019年推計)

〔ビザ〕
観光目的の場合、30日以内の滞在ならビザは不要。

〔時差〕
国内に3つの時間帯がある。首都ジャカルタは東京より2時間おそい。日本が昼の12時の時、ジャカルタは午前10時。

〔首都〕
ジャカルタ

〔通貨〕

indonesia-money インドネシア通貨
ルピア。100ルピアは約1.3円。紙幣は1000、2000、 5000、1万、2万、5万、10万ルピア。硬貨は100、200、500、1000ルピアがある。

〔言語〕
国語はインドネシア語。インドネシサ語はマレー語とほとんど同じ。そのほか各地の民族が独自の言葉を持ち、使われている言語は200~400あると言われている。

〔民族〕
大半がマレー系の人びとで、そのほかジャワ、スンダ(西ジャワ)、バタック(北スマトラ)など300以上の民族からなる。ほかに中国系の人も約5%いる。

〔宗教〕
主な宗教はイスラム教で 約87%をしめ、ほかにキリスト教のプロテスタント(7.0%)、カトリック(3.0%)、ヒンズー教(1.7%),仏教(0.7%)など。

〔おもな世界遺産〕

indonesia-Borobudur Temple Ruins インドネシア・ボロブドール寺院

ボロブドゥール寺院遺跡群の全景。ボロブドゥールはジャワ島中部に残る仏教の石造建造物の遺跡で、世界3大仏教遺跡の一つとされる。自然の丘に土を盛り、約5万以上の安山岩ブロックを接着剤を使わずに積み上げて建造されている。

インドネシアでは、2019年現在、次の9件が世界遺産として登録されている。

1 ボロブドゥール寺院遺跡群
2 プランバナン寺院群
3 バリ島の文化的景観
4 サンギラン初期人類遺跡
5 サワルントのオンビリン炭鉱遺産
6 ウジュン・クロン国立公園
7 コモド国立公園
8 ロレンツ国立公園
9 スマトラの熱帯雨林遺産

インドネシアの食事*家庭料理と庶民の食

インドネシアの家庭と暮らし

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