2019-12-14

インドネシアの結婚式*ご祝儀や服装は?

インドネシアの結婚式

インドネシアの結婚式に参加しました。ジャワ島中部、ボロブドール(仏教遺跡)の近くの村です。新郎新婦はイスラム教徒。インドネシア人口の約90%がイスラム教徒です。

インドネシアの伝統的な結婚式は、新婦の家の庭で行われます。私が参加した結婚式は、式場づくりは村民が総出で行われました。食事の支度も新郎新婦の家族や親戚が共同で。とてもアットホームな式でした。

インドネシアの結婚式

招待客がお祝いの品を持って来場します。お祝いの品は、シーツや食器、時計など新郎新婦が日常で使えるものが多いようです。右は式に案内してくれた現地在住の日本人女性。

結婚契約の儀式:二カー(Nikah)

インドネシアの結婚式

結婚式はまずNikah(ニカーからスタートしました。イスラム教徒の結婚で最も大切なのが、このNikah(ニカー)(結婚契約の儀式)です。(*イスラムの結婚式:特徴や段階は?

イスラムでは結婚は契約。そのため結婚契約書を作成します。それがこの「Nikah(ニカー)」です。

イマーム(宗教指導者)の先導のもとで契約書を作成。この場合2人の成人男性の証人が必要です。これで結婚が成立したことになります。

 

インドネシアの結婚式

結婚契約書にサインをする花嫁。

夫婦それぞれが結婚証明書にサインをします。結婚証明書は、パスポートみたいな形をしています。夫は茶色の表紙、妻は緑色です。

披露宴

インドネシアの結婚式

バンドや歌手が参加して会場を盛り上げます。契約の儀式と披露宴を別の日にやることもありますが、この結婚式では同じ日に同じ会場で行いました。

お色直し

インドネシアの結婚式

ジャワ島と西洋風がミックスされた衣装に着替えて再登場する新郎新婦。

そしてインドネシアならではの興味深いイベントも。

インドネシアの結婚式

これはナシクニン(お祝いの時に食べる黄色いごはん)を互いに食べさせ合い、絆を確認しあう儀式です。2人が末長く食べ物に困らないように、という意味が込められています。

結婚式の食事

インドネシアの結婚式

バイキング形式が主流です。食事は新郎新婦の親戚の女性たちが一緒に作っていました。最近はケータリング業者に頼むことも多いようです。イスラムでは酒が禁止されているため、酒は出ません。

招待客の服装

インドネシアの結婚式

右から2番目の女性の衣装が素敵すぎます。よく見ればスカーフ(ジルバブ)とブラウスを同系色にまとめているではありませんか!

女性は上品なデザインのシャツに、サロンやスカートが多いようです。男性はバティック(インドネシアの伝統的な布)シャツとスラックス。

インドネシアの結婚式

スカーフとブラウス、スカートを同系色でまとめていて、とてもニクいです。

インドネシアの結婚式

この衣装も素敵です。特に女性のブラウスは同じものが欲しくなります!

女性なら肌や髪を出さないのが基本。しかしこの結婚式を見るかぎり、わりとおおらかな印象です。たとえば上で出てきた知人の日本人女性のように、半袖で参加するのもOKです。これは外国人だけの特例かもしれませんが。

男性のバティックも、半袖より長袖が正装度が高いそうです。

服装については、中華系やクリスチャンの結婚式では、また違ったものとなります。

ご祝儀の相場

100,000〜500,000ルピア(約800円~4000円)が相場とのことです。この金額は、地域や家族の属する階層によって様々。

お金以外に、食器やシーツなど新生活に必要なものを送ることもあるようです。

飛び入り参加ok

招待されていなくても、たまたま通りかかったり、招待客の友人であったりという場合でも参加できます。

村の結婚式は村民同士の交流の場でもあるため、ほとんどの村民が(呼ばれていなくても)顔を出します。

いつ来て、いつ帰っても自由です。式の途中でぶらっと来て新郎新婦に挨拶し、10分で帰ってしまう人もいます。

インドネシアの結婚は家同士の結びつき

インドネシアの結婚式

では結婚は家と家との結びつき。たとえ長男でなくとも、結婚後は両親と一緒に住むのが一般的です。両親は死ぬまで自分で面倒を見る。だから老人ホームなどは一般的ではありません。(*イスラム社会では老人はどのような扱い?

素敵な結婚式でした。末長くお幸せに!!

 

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