2024-01-13

東京で賃貸一戸建てを見つける方法*東京古民家暮らし②

カシミール地方ソナマルグの村と家

インド・カシミール地方ソナマルグの村と家

マンション暮らしが長かったので、一度は一軒家に住みたいと思っていました。できれば庭付きの。ずっと住むつもりはないので、賃貸で探していました。

が、これがなかなかないのです。売買物件はそこそこ数があるもの、賃貸となるとぐっと数が減ってしまう。

そして毎日スーモSUUMOやアット・ホームat homeなどのサイトを眺めては、「ああ気に入った物件がないな〜」とため息をついていました。今にして思えば、物件探しの方法がまちがっていたのです。

理想の賃貸一戸建てを見つける方法

東京で賃貸庭付き一戸建てを探す最善の方法は、何より「住みたいエリアの不動産屋をまめに回って情報を集めること」だと、実際に家探しをして思います

不動産店と顔見知りになって「良い物件が出たら紹介して」と言っておく。そうすれば、「ネットに載る前の情報」を教えてくれます。

とくに(東京で)賃貸一戸建ては数が少ないので、出たらすぐに決まってしまう。ネットに出る前に成約してしまう事例も実は多いのです。

ネットに掲載された物件は、そういう「なじみの客」が興味を示さなかったものである可能性が大とも言えます。

実際、ネットの情報を見て、「これだ!」と思って見に行っても、リビングの窓を開けたら目の前が隣家の庭だったり、感じの良い平屋の家だと思ったら、南側に大家さんの立派な2階家が建っていて‥といった体験を何度もしました。

ネットに物件を載せない不動産店もある

また全ての不動産屋がネットに物件を出しているわけではありません

載せるにはお金がかかります。チェーン店でなく、地域に根ざして古くから営業している不動産店などは、ネットを使っていないことも多いことでしょう。

最初はそういう事情がわからなかったので、毎日不動産サイトをチェックしては、
「ああ、いい物件がないなああ」とため息をついていました。

「どこのサイトも同じような物件を載せているなあ」とも。

不動産屋だけが見られるサイトも

私が今の家を見つけたのは、たまたま初めて入った不動産屋で希望の条件を言ったら、紹介されたものです。

不動産店だけが見られるサイト」というものがあり、そこにその日載ったばかりの物件を案内してもらいました。「犬も歩けば棒にあたる」は、本当ですね。

住んでいる場所から近いエリアに引っ越したい場合は、こまめに不動産屋に顔を出すのは簡単でしょう。これが東京から沖縄への引っ越しなどとなると難しく、ネットに頼るしかないかもしれません。

が、やはり現地に足を運ばないと得られない情報は数多くあると思います。

ネットはあくまで入り口。もちろんその地域の相場を調べたりするには便利です。

ともかく便利な世の中になっても「ネットが全てではない」はどの分野でも言えることかもしれません。

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