モロッコ観光 <タフロウト > 見どころ➀「タズカ村」

タフロウト近郊の見どころの一つに、「タズカ村(Tazka)」があります。タフロウトの南西2kmほどのところにある小さな村。
Tazka 1

ここは岩壁面にガゼルの彫刻が残る「タズカ遺跡(Carved Gazelle)」で知られていますが、
今回私が訪れたのは古い廃屋を公開している「トラディショナルハウス」です。

Tazka tafrout 2「トラディショナルハウス」の入り口。
家の持ち主は別の場所に住んおり、たまたま道で声をかけた男性が彼に電話してくれました。

 

Tazka tafrout 6

この古い家は築500年だそうです。

「入り口が小さいでしょう?。これは夏に熱い空気が入ってこないようにするためなんです」と、家の持ち主のマフフードさん。

その昔、入り口付近には家畜の部屋があったそうです。

今彼はこの家に、ツーリストが宿泊する部屋を作っているそうです。

Tazka tafrout 5
食料を保存しておくための部屋。

Tazka tafrout 4

現在、この村で古い家に暮らしているのは3家族だけ。村の新しい住宅街に10家族ほど暮らしているそうです。が、そのほとんどは休暇のために帰ってくるだけ。ふだんはカサブランカや海外で働いているそうです。

タフロウト近辺は綺麗な新しい家が多いのですが、みんなそういう「出稼ぎ」で稼いだお金で建てたようです。

というわけで、古い家に暮らしている人はどんどん少なくなり、普通なら廃屋と化してしまうところですが、そこを商売に利用するのが、モロッコ人のしたたかなところでしょうか。

泉で水をくむ奥さんに一目惚れ

Tazka tafrout 9

マフフードさんが、「ちょっと私の家によっていかない?」というので、おじゃまさせていただきました。
家族はマフフードさんのお母さん、奥さん、生まれたばかりの女の子です。

お茶を出してくれるというので、待っていたら、出てきたのは、なんとこんなご馳走!

Tazka tafrout 8

中央の丸い容器に入った茶色いものは「アムル」。アルガンオイルとアーモンド、はちみつを混ぜたものです。

今回のモロッコ滞在中、私の大好物となり、いやというほど食べました。日本でアムルが手に入らないかなあ。。。

そして、こういうのを出されても、お茶だけいただいて食べ物には(あまり)手をつけないのがモロッコ流なんだろうなと思いつつ、食欲に勝てない私はバクバク食べて、後で一食パスするはめに。

奥さんとの馴れ初めがおもしろかったです。アトラス山中の村に行った時、泉の近くで洗濯している奥さんを見かけて、マフフードさんは一目見て、彼女の瞳に惚れ込んでしまったそう。「泉の水を飲ませてくれ」と話しかけ、電話番号を交換しました。

けれども最初、彼女は本当の名前を教えてくれなかったそうです。「ハフザと呼んで」と彼女。

そこで彼は毎日ハフザさんに電話。本名を教えてくれたのは、会ってから半年後。その3ヶ月後にプロポーズしたそうです。

今、マフフードさんは生まれたばかりの赤ちゃんに首ったけ。きっと自分が幸せだから、他人にもこんなに親切にできるんでしょうね。

ちなみに、古い家を見学するのは、もちろん有料です。値段は交渉制。

【タフロウトのレストラン】「レーズン入りタジン」が衝撃的な美味しさ「CHEZ HARBAZ」 [モロッコの旅]

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