2018-11-24

パキスタンの結婚式ーメヘンディ・シャディ・ワリマを詳しくご紹介。

パキスタンの結婚式

 

パキスタンの恋愛・結婚事情については以前書いたので↓、今回は「式」について、ご紹介します。

(*パキスタン人の恋愛結婚事情【結婚まで顔を見ないことも】

動画はこちら↓インドのボリウッド映画顔負けの女性たちの華やかな踊りが見ものです!

パキスタンの結婚式・概要と流れ

その結婚式は、メヘンディ→シャディ→ワリマの順です。

招待客の人数はとても多く、400人~1000人が平均といったところ。

ホテルやレストランでは収容しきれず、しばしば結婚式専門のホールで行います。

家族・親戚を大事にし、大家族制が生きているこの国では、結婚はとても重要なものです。

結婚式シーズンは、涼しくなる12月から3月頃まで。

式の開始は夜10時くらいで、食事が出るのは12時頃。解散は夜中の1~2時くらいです。

①メヘンディー(身支度の儀式)

 

パキスタンの結婚式

結婚式前日に「メヘンディの儀式」があります。

メヘンディとは、植物染料の「ヘナ」を使って、肌に模様を描くこと。
(ヘナについては、「イスラム女性のおしゃれ②ヘナ・アート」) 

ヘナ模様を花嫁(時には花婿も)に施すことは、東はバングラデシュから西はモロッコまで、イスラム世界で広く行われている慣習です。

さらには、インドでも。

いったいどこが発祥なのか、興味深いところです。 

そしてパキスタンのメヘンディでは、「ウブタン(ターメリックやハーブから作られる)」のペーストを花嫁の顔や手に塗り、肌の手入れを行います。
 
花嫁はこの儀式によって、数日後の結婚式に備えるのです。

 

そして踊り。この家族はオープンな家柄なので男女一緒に行いましたが、保守的な家庭はメヘンディを省略したり、男女別で行うこともあります。

 

②シャディ(結婚式)

 

花嫁側がお金を払い、主に花嫁の親戚知人を招待します。

シャディの時に、同時に「ニカー(結婚契約式)」を行うことも多いです。(下)

パキスタンの結婚式

ニカでは「結婚契約書」を作成します。

イスラムの学者や複数の証人の前で契約書に署名します。

(「ニカー」について詳しくは「【永久保存版】イスラム教の結婚ルールとは?」をご覧ください)

 

 

③ワリーマ(披露宴)

パキスタンの結婚式

 

ワリーマは披露宴。花婿側がお金を払い、主に花婿の親戚知人を招待します。

花嫁の衣装がとてもシックです。シャディの時の華やさとまた雰囲気が違って、とてもいいですね。

ウェディングゴールドは男の甲斐性

 

パキスタンのウェディングでは、女性達はここぞとばかり着飾ります。

ありったけのゴールドを身につけて参加。

「私はこれだけ主人に愛されて、いっぱいアクセサリーを買ってもらっているのよ」というアピールなのだそうです。

それができない場合、彼女のご主人の面目は丸つぶれ、なのだそう。

イスラムでは、家計の負担はすべて男性持ち。「男は家にお金を入れるだけさ」とあるパキスタン男性は嘆いていました。

【関連記事

パキスタンの恋愛・結婚事情とは?(実例コミで紹介)

【参考図書】

イスラーム ヴェールの向こう

20年間にわたり取材したイスラム女性たちのリアルな日常を紹介。モロッコ、チュニジア、エジプト、イラン、パキスタン、モルディブ‥‥。恋愛、結婚、歌と踊り、デート。「抑圧」などメディアによって作られたイメージと違う、生き生きした女性たちの実像を紹介します。

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