フローレス島横断旅行<インドネシア>

ベララギ村の伝統集落。ルーテンとバジャワの町の中間地点にあり、ルーテンからバジャワへ向かう途中で下車して向かうのが、時間のロスが少ない(と個人的には考えます)
フローレス島付近でマグニチュード7.7の地震があった少し前、島を西から東へ横断旅行しつつ、伝統的な村を訪れました。地震では多くの方が家を失ったり倒れた建物の犠牲になったりしましたが、さいわい伝統村の家屋や人びとは無事なようです。
伝統家屋の多くは木材や竹などを使い、釘をつかわずに建てられているため。地震がきても、その揺れを吸収してしまうために、生き残ることができるようです。
ラブアンバジョー

フローレス島の西の玄関口で、世界最大のオオトカゲ、コモドドラゴンがいるコモド島への玄関口でもあるラブアンバジョー。
着いたばかりで疲れていることもあり、ラブアンバジョーでは、メインストリートのスカルノ・ハッタ通りで土産物店をひやかしたり、カフェ(冷房がきいている!)でコーヒーを飲んだりして過ごしました。
スカルノ・ハッタ通りには、コモド島への船やダイビングツアーなどののショップがたくさん並んでいます。
<ラブアンバジョのホテル> PW Hhomestay
コモド空港と町の中心のちょうど中間地点にあり、空港から徒歩10分。2階のテラスからの海の眺めがとても素敵。宿泊料は朝食込みでRp450,000(交渉して)。
ここが良かったのは、とにかく静かなこと。日本人びいき(奥さんは以前日本人と結婚されていたとか)であること。朝食にはたっぷりの果物を出していただきました。
PW Hhomestay予約はオーナーのアントンに直接メッセージを(+62 821‑4425‑5199)*ホテル予約サイトでは予約できません。
ルーテンとトド村

ルーテンの市場。新鮮や野菜や果物が豊富です。
ラブアンバジョーからトラベルでルーテンへ向かいました。トラベルとは、乗り合いタクシーのこと。自宅や滞在しているホテルから目的地の家やホテルまでドアツードアで送ってくれるサービス。ローカルバスよりも割高ですが、それほど高額なわけでもありません。町から町への移動は、絶対にトラベルがおすすめです。
またルーテンへは、コモド空港から直接行くこともできます。トラベルが空港の外に待機しています。空港→ルーテンはRp150.000ほど。吹っかけてくるドライバーが多いので、交渉が必要ですけれど。

ルーテンでは偶然知り合った方に結婚式に呼ばれました。フローレス島はクリスチャンが多数派。この結婚式もクリスチャンのもので、招待客の女性たちもミニスカートあり、タイトなドレスあり。これまで見たムスリムの結婚式とは随分違うなーと思いました。招待客はおよそ1,000人!
ルーテンからトド村へ日帰り

トド村はマンガライ族の伝統集落。フローレス島の伝統民族は、ルーテン周辺にマンガライ族、バジャウ周辺にはンガダ族、その東のエンデ周辺にはリオ族が住んでいます。
マンガライ族の集落ではワエ・レボが有名ですが、近年は観光地しすぎているため、トド村に行くことに。
トド村はルーテンから南へ車で1時間ほどのところにあります。古い集落にくらすのは3家族。トド伝統村ができたのは11世紀頃だそう。

トド村の村長が私たちの到着に合わせて祈祷をおこなってくれた。
この祈祷は私たちが初めて村に入ることを先祖にお伺いをたてる儀式だとのことです。
<ルーテンのホテル>MJR Ticketing Guest House
日本人女性が経営するゲストハウス。出発前から色々と相談にのっていただきました。
MJR Ticketing Guest House
ベララギ村

ルーテンからンガダ族の伝統集落であるベララギ村へ。ルーテンからトラベルでアイメレの町まで行き、そこでガイドと落ち合って村へ向かいました。ベララギ村では家族の家に2泊しました。
ンガダ族がユニークな点は母系社会だということ。家は女性の所有で、結婚した男は妻の家に入ることになっています。家を継ぐことができるのは女性だけ。娘さんがいない場合には、親族の娘の誰かが家をつぐことになるそうです。

歓迎の儀式。ニワトリをほふり、その心臓を見て吉凶を占う。
外からのお客があったら歓迎の儀式をするのがンガダ族の伝統。ほふったニワトリを火であぶり、家族や私の吉凶を占っていただきました。
<ベララギ村での宿泊料金>
・ガイドのバイク代 Rp150.000(1日)
・ガイド料Rp500.000.(1日)
・宿泊料Rp700.000.(1日)
バジャワとベナ村・ルバ村・トロレラ村
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バジャワの市場でビンロウの実を売る女性。
ベララギ村からガイドのバイクでバジャワへ。翌日バジャワから日帰りで、ルバ村、ベナ村、トロレラ村を訪れました。ベララギ村に滞在した私にとっては、ベナ村はちょっと観光客が多くて疲れるかなという印象。この3つの中では断然、トロレラ村がおすすめです。

ベナ村。左にあるのは水牛の角。儀式やお祝いには必ず水牛をほふり、その記念や誇りとして角を飾る習慣がある。
ベナ村にくらすのは9つの氏族。40家族、365人ほどです。
トロレラ村の祭り

トロレラ村では、「カ・サオ」という祭りを拝見しました。これは家の完成を記念し、祖先に感謝する祭りで、歌や伝統舞踊が披露されます。

祭りの主催者たち。一家が家を新築あるいは改装すると、村全体で祭りがおこなわれる。
祭りにはかなりの費用がかかるため、人々は2年以上前から準備を始めているそうです。
<バジャワのホテル>Sanian Hotel Bajawa
シングルRp300,000(バスルーム付き、朝食込み)。フロントのジョンという男性がむちゃくちゃ好印象です。他のスタッフたちもとても感じがよく、部屋も清潔で、ホテルの朝食も美味しかったです。Sanian Hotel Bajawa
エンデとサガ村

バジャワからエンデまでトラベルで移動。エンデに到着後、ホテルに手配してもらったバイクで、サガ村を訪れました。
村は高台にあり、村落は斜面に並んで立っています。歴史は13世紀ごろまでさかのぼるとのこと。村ではマキシーという男性が案内してくれました。

マキシーがこの伝統村で生まれたときは、300人くらいが暮らしていたそう。1996年の大地震で、倒壊した家もあり、政府から下の村に移りなさいという指示があり、多くの人が下に家をつくったそうです。
<エンデのホテル>LCRホテル
エンデの庶民的な集落の中にあり、周囲を散歩するのも楽しかったです。フロントのスタッフも英語堪能、とても感じが良かったです。
LCRホテル
マウメレとウーリング

水上家屋の周りで、海に入って泳ぐ子どもたち。気持ちよさそう!
最後の目的地は、フローレス東部最大の町マウメレ。ここで海の漂流民バジャウの集落を訪ねました。場所はマウメレから6kmのWuringです。
バジャウたちは、かつては東南アジア各地に散らばって暮らして船上生活を送っていましたが、今は陸上近くの海上に家を建ててくらしています。
クリスチャンが多数派のフローレス島にあって、ウーリングのバジャウたちはムスリム(それを誇りにおもっているようでした)。とにかくフレンドリーな人びと。地震でどうなったかが気になります。近いうちぜひ再訪したい!
<マウメレのホテル>hotel Sylvia
部屋は広くて清潔。ただ建物の中でWIFIがほとんど使えなかったのが残念でしたが。
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