スンバ島ワイカブバッの伝統村タラング(Tarung)
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タラングの村。2017年に火事があり、28の家が燃えてしまったという。その後ほとんどの家が再建された。1つの家を建てるのに要する期間は1ヶ月、100人くらいの人が参加するそう。
スンバ島のワノカカ地方の伝統村を訪れた翌日、西部の都市ワイカブバッにある伝統村タラング(Tarung)を訪れました。
結論からいうと、伝統村に興味はあるが時間がない人はタラングを訪れるだけでも十分かなと思いました。(中心部から歩いて行けます。)
それほどこの村は伝統家屋や暮らしが残っていて、人々は驚くほど観光客ズレしていないのです。
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家の縁側に飾られた水牛の頭。祭りなどで水牛をほふったとき、その記念として飾る。水牛の数の多さは、ワノカカ地方やコディ地方の村では見られなかった。
ところでタラングに来た目的は、ここに暮らすガイドのユリアナに会うため。パッソーラの日程はタイミングが合いませんでしたが、「タラングに来たら連絡してね」と言われていたから。
彼女との話を要約すると、以下のとおりです。
タラング村の概要
・村には80家族、計800人くらいが暮らしている。
・村では80%くらいがマラプ(土着の精霊信仰)信者。ユリアナは「一応」クリステャン。学校に入るには、政府が定める5つの宗教(クリスチャン、カトリック、イスラム、ヒンドゥー、仏教)のどれかを信仰していなくてはならないから。
・そこでユリアナはカトリックになった。しかし教会に行ったことはあるが、クツをはくお金がなく、裸足で行って笑われたので教会には行かなくなったという。
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・スンバには7つの地区と言語がある。それぞれの言語があり、全く違う言葉。そこで今はみんなインドネシア語で会話する。
・島にマラリアはない。政府がマラリアを殺す薬を空中散布したから。彼女が小さい頃は、毎月マラリアの注射を打ちに病院に行っていた。すごい高熱が出るからマラリアとわかる。しかし最後にマラリアの注射を打ったのは、1990年代。また、いろりで部屋がいぶされるから、虫はいないとのこと。
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タルン村の家の中。ほかの伝統村の家と同じで、中央にいろり、その周りに寝床がある。いろりの上に箱が吊るされ、中には肉や食べかけの食べ物などが入っている。煙でいぶされて防虫や殺菌効果がある。昔の人の知恵はすごい。
村の家でごはんをいただきました。村に電気は来ていて、炊飯器でごはんを炊いています。ちなみに上の家ではメーカーはmiyako。
水道はなく、井戸水をくみにいって、沸かして飲み水にしています。
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村の家で食事をいただいた。「ルオ・ルワ」という料理だという。やさしい味がした。スンバ島の人は、朝昼晩の1日3回ご飯を食べる。
・ふたたびユリアナの話。狂犬病について。どうやって犬に噛まれるのを避けたらいいのか?
強い言葉で威嚇するのがいい。走って逃げてはダメ。犬がおいかけてくる。犬から目を逸らしてもいけない、ずっとにらみ続ける。石を投げてもいけない。目をそらすと、犬を怖がっていると思われるから。
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雨が降り出したらたらいを軒先に並べる。この水で食器を洗ったり、畑仕事から帰って足を洗う。
スンバ島ガイドのユリアナのおいたち
興味のある方のために、ユリアナの生い立ちを記します。
11歳くらいから英語の勉強を始めた。彼女の村にたくさんのツーリストがきたため。スウェーデン女性と知り合い、彼女がガイドとしてユリアナをどこかの島に連れて行ったのが最初。しかし当時は2ヶ月しか観光客が来なかったので、ジョグジャカルタやソロ(ジャワ島の町)で働いた。お手伝いやベビーシッターなど。2006年から、知人の西洋人に声をかけられ、バリ島のアーメッドで働く。1994年からスンバ島でガイドをしている。次第にお客が増えるにつれ、人々からの嫉妬がすごく、一時はすごく悩んだ。それでも「神様が私に命をくれたのは、何か私にしかできない役目があるからに違いない」とガイドで頑張ることにした。





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