2015-05-17

東京の牧場「磯沼ミルクファーム」。牛とのふれ合いに癒やされる

東京にも牧場があると聞いて行ってきました。八王子にある「磯沼ミルクファーム」です。

駅から徒歩5分

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最寄り駅は京王線の「山田」という駅。そこから牧場まで、なんと徒歩5分。そのため「駅前牧場」という別名もあるそうです。この看板が目印です。

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小さな坂道を下って行くと、目前に牛が!牧場は住宅地の中にあるため、牧場のすぐ目の前を普通に人が歩いているんです。

これが東京!?あまりにものどか

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牛さんたちは、こんな広々した牧草地で放牧されて、実にのびのび。飼っているのは、ホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイスの3種で合計100頭ほど。牛には1頭1頭、名前がついているそうです。

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奥にはヒツジの姿も。

牛と近い_MG_7414
しかも牛にじかに触れることができるという距離の近さです。町中で生活していたら、動物と触れ合う機会なんてめったにありません。この時とばかり、牛の肌を思い切りナデナデ。牛はびっくりすることなく、平然としていました。人間に慣れているんですね。小さなお子さん連れにはもってこいの場所だと思います。

身近にいる動物といえば犬やネコですが、ネコは近づけば逃げるし、野良犬はめったに見かけなくなりました。そして気づけば、動物とのふれあいがまったくない、、、そういう今の時代、ここは貴重な場所です。

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オーナーの磯沼正徳さん。

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牛舎の中でも、牛はつながれたりせず、自由に動き回れるようにしてあります。その方が、牛は好きなときに好きなだけ餌を食べることができて、牛の健康によいからだそうです。

コーヒーやカカオの殻を牛舎の床に

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生まれて1年未満の子牛。生後3ヶ月までお乳を与え、その後は穀物の飼料を食べさせるそうです。

磯沼ファームでは、臭いをおさえるために、すべての牛舎の床にコーヒー豆やカカオ豆の殻をしいています。仕入れるカカオの殻の総量は毎日1トンほど。子牛の頃からカカオの殻が敷かれた牛舎で育つため、成長しても乾いたところを好む習性が身についていて、体が汚くならないそう。

田舎育ちで近所に牛がゴロゴロいる環境で育った我が夫は、しきりに「こんなきれいな牛、はじめてみた!」と驚いてました。この殻のおかげで糞の発酵が促進され、栄養分の豊富な堆肥ができるそう。堆肥は「牛の助」として販売されています。

天使のほほえみプリン

 

牧場でとれた牛乳で作ったヨーグルトやプリンを売る直売所もあります。「天使のほほえみプリン」(400円)は味が濃く、甘いチーズのような濃厚な味でした。

毎週日曜日は乳しぼり体験を行っています。

磯沼さんによれば、都内には50くらいの牧場があるそうです。
もっとオープンな体験型の牧場が増えてほしいですね

磯沼ミルクファーム
住所 東京都八王子市小比企町1625
電話番号 042-637-6086
営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休
料金 無料

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