2026-08-17

東北のなつかしい旅*温泉めぐり2026

帰省をかねて、東北の温泉にとまりながら旅をしてきました。夏の東北は本当にいいですね。

湯ノ花温泉*福島県南会津町

湯ノ花温泉*福島県南会津町 のバッタリ小屋

まず湯の花温泉。福島県の会津高原にあり、静かで涼しくて、(ああ来てよかったなあ)と思いました。

上の写真はかつて使われていた「バッタリ小屋」。水車を利用して大きなスプーンを上下させて米をつく小屋です。

スプーンが上げ下がりするときに「バッタバッタ」と音がすることから、バッタリ小屋と名づけられたそう。

湯ノ花温泉*福島県南会津町

湯ノ花温泉の共同浴場の1つ「弘法の湯」。

温泉池には4つの共同浴場があり、湯めぐりを楽しめます。2軒が男女別、2軒が混浴です。

昔はすべて混浴でしたが、観光客が来るようになり、2つの浴場だけ男女を分けることにしたそう。

宿の方のおすすめは写真の「弘法の湯」(男女別)。もういっぽうの男女別の「湯端の湯」はとても熱いと聞いていましたが、私が入ったときはそうでもありませんでした。(水でうすめることができます)。

南会津町 湯の花温泉

温泉地に残された土葬の墓。

このあたりはかつては土葬だったそうです。土葬したのち、しばらくしてから上に石碑を建てたそう。

ところで、泊まった民宿の部屋の梁がすごく太く立派だったので、宿のおかみさんにきくと、「ここは雪がすごいですからね」。

冬は積雪は2メートル近く。太い梁でなければ、家がつぶされてしまうのです。

雪下ろしも最近は人手が少なく、頼んでもなかなか順番が回ってこないそう。除雪車が除雪をしてくれるものの、やり手がいなくて今はミャンマー人がやっているとか。

以前は旅館が20軒ありましたが、今は5軒だけ。うち3軒は70歳以上の方が経営だそうです。

「ここは高校がないから外に出なければいけない、学校を出たら、もどってこないですよね」。

「最近は動物も増えてきてタイヘン。昔はシカやイノシシはいなかった、カモシカくらいだったのが、それが今は猿も大きな顔をして道を横断していますし」。

なかなか大変なことも多いようですが、絶対になくなってほしくない温泉池でした。

民宿かじや
〒967-0333 福島県南会津郡南会津町湯ノ花1000-1

前沢曲がり屋集落

前沢曲がり屋集落

湯の花温泉を出て「前沢曲がり屋集落」に来ました。茅葺屋根の民家が残る集落で、30人ほどが暮らしています。

ここの民家はL字型をしており、「曲家(まがりや)」とよばれています。この形は、中に馬をつないでいた関係できています。

このあたりは冬は雪が一晩で1メートル以上降り積もることがあり、外の馬屋へ世話をしに行くのが大変だったため、中に馬屋を設けたのです。

茅葺屋根の民家は明治の火事ですべて焼けてしまい、再建したもの。茅葺は葺きかえる職人さんが、まだいらっしゃるそうです。以前は集落の人全員が集まって、葺きかえるをしていたそうです。

交流・観光拠点施設 喰丸小

交流・観光拠点施設 喰丸小

昭和12年に建築された二階建の木造校舎「旧喰丸小学校」を改修したものです。中では改修のようすを写真で見ることもできます。

交流・観光拠点施設 喰丸小

教室の中。当時使われていた教科書なども展示されています。

黒鴨温泉*山形県白鷹町

黒鴨温泉

左手に見えるのが黒鴨温泉の「滝の湯旅館」

さて次は山形県の温泉「黒鴨温泉」。ネットも携帯の電波も入りません。私が行ったときは雨だったせいか、テレビもほとんど映りませんでした。情報断捨離には、もってこいです。(部屋にエアコンがあるのには驚きました。)

黒鴨温泉*山形県白鷹町

黒鴨温泉のお風呂。朝は6時から入浴可能。夜は23時半まで(日によって違うかも)。

お湯に入ると、ぬるぬるしていて、(ああ温泉だなあ)としみじみ感じられます。源泉掛け流しで消毒はしていません。
79歳の女性が一人でやられています。以前は食事もありましたが、今は素泊まりのみ。
「ひ孫が4人いでねえ」と嬉しそうなおかみさん。しっかり東北なまりで語ります。
息子さんが近くにいて、宿をつぐ気があるそうですが、「でもどうなるごとやらねえ」。
ここでは自炊もできます。
黒鴨温泉「滝の湯旅館」
住所 山形県西置賜郡白鷹町大字黒鴨403
電話番号 0238-85-1135

オーストリッチ展示圃

オーストリッチ展示圃 

放牧されたダチョウを見学できる施設です。また近くの道の駅では、ウィンナーやダチョウの卵アイスを買えるとか。知っていれば、買いにいったのに。

オーストリッチ展示圃
山形県西村山郡朝日町宮宿1463−44

鴬宿温泉*岩手県雫石町

鴬宿温泉小枝旅館*岩手県雫石町

鴬宿温泉小枝旅館のおかみさん。90歳というのにちゃめっけたっぷり、元気いっぱい。

宿泊は小枝旅館。90歳のおかみさんがやられています。お手伝いの方も雇っていますが、基本的にはすべて彼女が担当。90歳になった今でも、スーパーへの買い出し、料理をなさっています。

「45歳で主人が亡くなってね。息子が5歳のときで、それから1人で切り盛りしてきたさ。当時はここはもっと栄えていて、バーもキャバレーもストリップ劇場もあった。だから借金返せたんだね」。

ー元気の秘訣はなんですか?
「商売してっからね。今も車運転して買い物にいって、夕食も自分で作る。だから元気なんだ。人にやってもらったら、たちまちぼけちゃうよ」。納得です。

「商売は息子より大事だからね。息子はパソコンの仕事してて、この仕事はつがないね」。あら。

鴬宿温泉*岩手県雫石町

鴬宿温泉の温泉街。中央に見えるのが小枝旅館。

鴬宿温泉小枝旅館*岩手県雫石町
〒020-0574 岩手県岩手郡雫石町鴬宿第6地割24−4
0196952126

子安渓

秋田県湯沢市にある子安渓。

子安渓。

岩手県から秋田県で墓参り、それから宮城県に向かう途中に寄りました。川の急流と、その両脇に蒸気が噴出しているようすは、まさに大自然。渓谷の下までの階段の上り下りがちょっと大変ですが、行く価値はあります。

花山温泉 *宮城県栗原市

花山温泉 温湯(ぬるゆ)山荘*宮城県栗原市

栗駒山の山奥にある温泉。周囲には何もありませんが、川の音を聞いたり、森の中を散歩したりと、のんびり過ごせます。(クマに注意)。

北温泉旅館*栃木県那須町

栃木県の北温泉旅館

広い露天風呂から旅館をながめる。江戸時代に建てられた建造物。

なかなかインパクトのある温泉宿でした。映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地にもなった宿です。

江戸時代からある温泉で、建物は江戸時代のものと昭和にできたものがありますが、当然、泊まるのは江戸時代のものですよね。

栃木県の北温泉旅館

江戸時代に建てられた宿泊棟。部屋のドアは木の引き戸。

お湯がわいていたところの上に建物を建てたという感じで、建物の中に何箇所も温泉と、そして神社があります。

女性専用は、目の湯と家族風呂、河の湯(露天風呂)。

栃木県の北温泉旅館

露天風呂の河の湯。川のせせらぎ、というか激しい流れの音を聞きにながらお湯につかるのは、大自然を実感するひととき。

私のおすすめは露天風呂です(上の写真)。緑に包まれた本当の野外の温泉という感じです。

栃木県の北温泉旅館

北温泉旅館の天狗の湯。時間によって男性専用と混浴。

天狗の湯は男性専用と混浴の時間があり。混浴の時間でも、入るのはちょっと勇気がいりますね。しかし私が滞在中、入ってらっしゃる女性もいました(ご主人と思われる男性と)。

栃木県の北温泉旅館

北温泉旅館の台所。自炊も可能。ひととおりの調理器具や食器がそろっている。

北温泉の台所には、塩、醤油、食用油などの調味料もありましたので、何日か自炊しながら滞在するのも良いかもしれません。冬はかなり寒いと思われますので、ご注意を。

北温泉旅館
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本151
TEL: 0287-76-2008

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