【イスラム教徒との結婚】その前に知っておきたい4つのこと

日本で近年増えるイスラム教徒との結婚。
イスラム教への改宗は?
そもそもイスラム教徒になるってどういうこと? 

そんな方のために「結婚前に知っておきたい」ことを、ごく簡単にまとめてみました。

イスラム教へ改宗

日本女性がイスラム教徒男性と結婚する場合、イスラム教徒に改宗しなければなりません。

イスラム教徒はイスラム教徒同士の結婚しか認められていないからです。

例外は、啓典の民と呼ばれる「キリスト教徒」と「ユダヤ教徒」。女性がそれらのどれかなら、イスラム教徒男性との結婚が認められているので、改宗の必要はありません。

一方で日本人男性がイスラム教徒女性と結婚する場合、改宗の義務はありません。

とはいっても、後に述べるようにイスラムは生活の隅々まで律する教えであり、同じ宗教であった方が良いに越したことはありません。

イスラムでは「宗教」が暮らしの中心

さて、そのイスラム教ですが、その特徴を一言でいうと、「生活の全てを律する教え」だということです。

日常生活のルールを細かく定めているのです

たとえば「結婚の時に花嫁にお金を渡せ」とか、「利子はとってはいけない」などの具合に。

こういう事柄が「聖典コーラン」に書かれており、信者は守る義務があります。

イスラム、コーランはいわば信者にとっての「日常生活のルールブック」です。誰もがそのルールを守って生きています。

日本人にとって、宗教はどこか別世界のものです。私たちが宗教を意識するのは、正月やクリスマスの時くらい。

でもイスラム教徒にとっては「宗教が生活の中心」です。

私たちと宗教の重みが、全く違うのです。

また日本人は無宗教の人がほとんどだと思いますが、イスラム教徒にとって、無宗教などということは考えられません。「人には必ず信仰があるもの」生まれた時からそう信じています。

もちろんイスラム教徒の中には断食しない、お祈りを全くしない人もいます。

しかし「神を信じない」という人に私は会ったことがありません。

こういったことは生きる上での根幹に関わることなので、結婚前によく話し合った方が良いでしょう。

(→:誰も書かない「イスラムの大事なポイント」5つ

外国人女性はイージー?

イスラム男性の中には、残念ながら「外国人女性なら簡単に手が出せるから」と思って近づいてくる人もいます。

イスラムは男性に非常に厳しい制度です(特に結婚に関しては)。

結婚する時、男性はマフルという結納金や貴金属の贈り物などを女性に送らなければなりません。

また家も用意することになっています。

離婚した場合に、夫が妻に払う慰謝料も、あらかじめ決めておきます。
これを「後払いのマフル」といい、結婚前のマフルよりもずっと高額なのが普通です。

つまりお金がない男性は離婚もできないのです。

結婚しても、生活費は原則すべて男性の負担です。
(参考:(10)家計はすべて男の負担。だから女の方が男より金を持っている

外国人女性が相手なら、そんな義務に縛られることはありません。

だから特にモロッコやエジプトなど貧しい国で、この重圧から逃れたい男性が、外国人女性と結婚したがるケースもあるようです。

あなたの相手は本当に愛情を持っているのか? 

そのあたりの見極めが大切です。

(参考:(12)「女性蔑視」とはトンデモナイ!男にこそ厳しい社会

家族が中心

今度は結婚した後の話です。

イスラム圏の人々は日本よりも家族や親戚のつながりが強固です。

休日は家族親戚を訪問し合って過ごすのが一般的。

実際イラン人と結婚した私の友人は、3日義理のお母さんを訪ねなかっただけで、文句を言われたそうです。

密な親戚づきあいが息苦しいと感じる人もいるかもしれません。得策は相手のお姉さんやお母さんと仲良くなって早く味方につけてしまうことです。

(参考:多重介護の問題とイスラム圏の大家族

お幸せな結婚をお祈りしています!

 

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★イスラム・イスラム教徒との結婚については、こちらの本に詳しく書いてあります。参考にしてください。

 

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