2013-11-03

ビリヤニハウスで砂漠の暮らしについてトークをしました。

ビリヤニハウスというビリヤニが主食のシェアハウスで講座を行います(詳細は下に)。テーマは砂漠の遊牧民の暮らしとその変化。

エジプトの東方砂漠に暮らす遊牧民ホシュマン族。砂漠で暮らす人は、もう1,2家族になってしまいました。

砂漠の移動生活はどんな感じか?
一例としては、移動する際にまた元の場所に戻ってくるときは、荷物をその場に残して行きます。

当座に必要な荷物だけ持って行く。なるべく身軽に生きるためです。置いていく荷物は写真のように木の上につるしておきます。
砂漠にはネズミが多いため、地面においておくと小麦粉などを食べられてしまうことがある。

また、滅多にないことですが、砂漠にも雨が降ることがあり、降ると水が洪水のようにどーと流れ、荷物などが流されてしまう。でも木の上につるしておけば安心です。
とはいっても、あまりにも雨量が多いと、木がなぎ倒されて流されてしまいますから、遊牧民は当座の生存に必須の食料は常に持ち歩いています。

置きっぱなしにしても、取る人はいないそうです。
もし誰かが取っても、その場に残された足跡でわかるのです。それに取っても泥棒とはいわないそう。「砂漠では水も食料も簡単に手に入らないから」だそうです。

彼らにとって、食べ物や飲み水はアッラー(神)が与えてくれたもの。自分一人のものではなく、皆の物という考えなのです。
物に対するサバサバした考え、見習いたいなあ。
こういう考えが広まったら、戦争など争い事は減りこそすれ、増えることはないだろうと思うのです。

ビリヤニ大学公開講座第三弾】 テーマ「砂漠の民の暮らしとその変化」
講師:常見藤代さん
日時:11月23日19時から
場所:ビリヤニハウス
費用:2000円(貧乏人応相談パキスタン料理の食事付き
「女ノマド、一人砂漠に生きる」の著者で、十年に渡ってエジプトの遊牧民の取材をされている常見さんを講師にお迎えし、生々しい砂漠の暮らしを写真を交えてお話していただきます。

このシェアハウスのオーナーである大沢さんが作るビリヤニは、まさに日本一の美味しさです。
それが食べられるだけでも価値あり。

以下、詳細です。

【ビリヤニ大学公開講座第三弾】
テーマ「砂漠の民の暮らしとその変化」
講師:常見藤代さん
日時:11月23日19時から
費用:2000円(貧乏人応相談
ビリヤニ付き
「女ノマド、一人砂漠に生きる」の著者で、十年に渡ってエジプトの遊牧民の取材をされている常見さんを講師にお迎えし、生々しい砂漠の暮らしを写真を交えてお話していただきます。

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