ガザラ・ファシフさん(新聞記者・46歳)にお話を聞きました。
日刊紙「ナワイバート」記者。在職20年目です。
カラチ大学文学部卒業して入社。新聞記者になったのは、「読んだり書いたりするのが好きだったから」。
「この職場はとてもリラックスしていて、よく野良猫が出たり入ったりしていて、すごく自由なんですよ」とのこと。
ランチ風景。
みんなお弁当を持ってきて、好きな時間に食べている。
一男一女の母。パキスタンの場合、民間企業は産休が1、5ヶ月とれ、政府系の職場合は3ヶ月だそう。
「家計はほとんど夫がまかなっています。自分で払っているのは電話代、お手伝いさんの給料、子供の学費くらい」。
「パキスタンでは、会社では同じポストなら、男女で給料は変わりません。どの会社も、そうです。女性は決して抑圧されていません。
問題はありますが、それは世界のどこにでもある問題。この国だけではありません」
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【参考図書】
20年間の取材によるイスラム女性たちのリアルな日常を紹介。モロッコ、チュニジア、エジプト、イラン、パキスタン、モルディブ‥‥。歌あり踊りありデートあり。「抑圧」などメディアによって作られたイメージと違う、生き生きした女性たちの実像を紹介します。
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