群馬県上野村で川遊び

群馬の秘境といわれる上野村に行きました。1985年に日航機が墜落した御巣鷹山の近くです。

上野村で川遊び

村の一番奥の方、神流川源流あたりに、「しおじの湯」という温泉があります。その近くの川で、竹傘をかぶって釣りをしているおじさんがいらっしゃいました。近くでお孫さんらしき子ども達二人が、浮き輪で川遊びしています。

川は道路の少し下にありました。私が道端で写真に撮っていると、その竹傘のおじいさんが、「魚の写真はとらないの？」。「ここにしかいない魚がいるんだけど」。おじいさんが見せてくださったバケツの中には、長さ10センチくらいの魚が泳いでいました。

おじいさんの魚を見せてもらうついでに、私たちは川べりで持ってきたおにぎりを食べることにしました。ちょうどお昼時。お腹がすいていました。

 

「かじか」という魚です。

「あとではなしてやるんだ」とおじいさん。この日は孫に「魚とりにいきたい」とせがまれて、孫のめんどうをみるついでに、魚つりしているそう。

おじいさんは、この近くの出身。小さいころは、よくこの川で遊んだそうです。「わしが子どもの頃は、もっと水がきれいで、たくさん魚がいたのになあ」と、残念がります。東京に暮らす私から見れば、今でも十分にきれいな川なのですが・・・。かつてここの川にはうなぎ、泥どじょう、あゆ、やまめ、かじかなどがたくさんいたそうです。

私たちが岩に座っておにぎり食べていたら、そのおじいさんがビニールシートを貸してくれました。やっぱりシートの上で座ってたべるのは、岩の上よりもダンゼンいいです。この日は外はかなり暑かったものの、木々に囲まれた川辺はすごく涼しい。上の山から涼しい風がおりてきて、かつ水からも冷気がもらえる。ついつい、まったりしてしまいました。。