私がとても好きなコーランの章句をご紹介します。
『横柄に地上を歩いてはならない。あなたがたは大地を裂くこともできず、また(身丈が)山の高さにもなれない』(「コーラン」17:37)
これはイスラム教が自然と人間をどう見ているか、がとてもよくわかる章句です。
人間は自然に比べ、ちっぽけな存在で、その力は限られている。
自然にはしょせん、かなわない。だから自然に逆らうな。
横柄になってはならない。謙虚であれと言っている。
これがイスラム教の人間観・自然観。
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どこかに行こうとしていたが、台風が来たために飛行機が欠航し、行けなくなってしまった。
高波でフェリーが欠航して、帰れなくなってしまった。
こういうことは、ざらにあります。
人間の意志など、自然の大きさの前にはどうにもできないことも多い。
だから、人はおごってはいけない、もっと謙虚になるべきなのです。
だからイスラム教徒が将来のことを言うとき、必ず「インシャーアッラー」と付け加えます。
イスラム教徒にとって未来は神の領域。
いくら自分でがんばっても、どうにもできないこともある。
そう思っていれば、変に「頑張って実現させなければ」と躍起になることもなく、
ゆったりと構えていられます。
コロナがいつ収束するか、私達にはわかりません。
できることは、今を大切に生きること。
コーランの章句、けっこう味わい深いと思いませんか?
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