ラスドゥ島*素朴な島民と穏やかな時間 <モルディブ・ローカル島①>

 

モルディブ・ラスドゥ

ラスドゥ近くの無人島

モルディブには豪華なリゾートだけでなく、地元の人が暮らす「ローカル島」があります。

そのローカル島の1つ「ラスドゥ島」を紹介します。

ラスドゥ島の場所

マーレから50km ほどのラスドゥ環礁内にあります。

ココナツとかつおぶし

ラスドゥ島は観光客も多くない静かな島。

のんびりした島時間が流れています。

この島で思い出に残っているのが、ある「健康的なおばさん」。

ある日港の近くを散歩していたら、女性がヤシの実を取っていました。長い棒を木の上にのばして。

男性なら木に登って取りますが、女性はできない。

そこで取っ手のついた長い棒をのばして取るのです。

1個、2個・・・ポタ、ポタっと地面に落ちて行く・・・ようやく数個がおばさんのバケツにたまり、さて、帰ろうか・・・。

そこでおばさん、近くで見ていた私においでおいでをしました。

? どこへ?
ついて行くと、おばさんの家でした。


皮をむく専用の機械で、拾ってきたココナツの皮をはぎます。

庭にはたくさんの野菜が植えられていました。

島には小さなスーパーが数軒ありますが、どこも野菜が売っていない。

野菜は食べないのかな?と思ってましたが、島の人は自分で野菜を作っているのです。

家の中に招かれました。こじんまりとしたキッチンのすみに丸いテーブルが。

おばさんは皮をむいたココナツの中身をスプーンでくりぬき、ごちそうしてくれました。

 

食べて見ると、コリコリしておいしい。

さらに「フィッシュ?」。

戸棚から「かつおぶし」のようなものを出してきたのです。

魚の燻製です。少し硬く、味は、もしかつおぶしを蒸したらこんな感じかなあというものでした。

英語がカタコトだけ話せるおばさんと、少し話をしました。

おばさんは一人ぐらし。結婚もしてないし、子供もいない。

インドやスリランカから島に派遣された先生らに部屋を貸して、その家賃収入で暮らしているそうです。

おいとましようとすると、「明日のぶんのココナツもいる?」と。本当に島の人はやさしいです。

モルディブ・ローカル島

島のメインストリート

翌朝、散歩していたら、前から歩いてくる女性が私に手をふっています。昨日のおばさんでした。

私の手をぎゅっと握りしめて握手。

「どこに行くの?」という私の声は聞こえなかったらしく、すぐにスタスタと歩き去っていきます。

足にはピンクの運動靴。

どうやら健康のためにウオーキングしているようです。あっという間におばさんの姿は小さくなっていく・・・。

後で知りましたが、健康のために早朝歩いたりする運動したりしている女性は、モルディブにけっこういらっしゃるようです。

自発的にというよりドクターに勧められて。

ラスドゥの病院

個人的にラスドゥの見所をあげるとしたら、病院です。

病院の中は自由に見学できます。


院内は掃除が行き届き、すがすがしい。インドやネパールから派遣されたドクターがいます。

「この島はどうですか?」

インド人ドクターにたずねました。

「いいねー。平和だしマラリアはないし、事故もないからね」。

島に車はありません。バイクが時どき走っているだけ。

入院患者はいませんが、8時から11時の診療時間に近くの島から患者が受診しに来ることもあるそうです。

他の島には小さなクリニックはあっても病院はないからです。

先ほども書いたように、けっこう糖尿病が多いそう。

モルディブ・ローカル島

玄関先に島の地図が貼ってありました。青いのは人が住んでいる家、赤は空き家。緑は運動場です。

わかりやすいですね。島の人口は12000人です。

病院の敷地内に救急車がとまっていました。出動する機会はあるのでしょうか?

 

その後、病院の前にあるカフェでお茶。

モルディブ・ローカル島

ここは地元男性の溜まり場。モルディブのスナック「ヘディカ」各種がショーケースに並んでいました。

お茶の後に出されたのが、これ。

「フォー」という口直し。ビートルナッツを乾燥させてものです。

モルディブの人は大好きなのですが、私は硬くてかめない。

でもこれを噛むのを習慣にすれば、顎の筋力が相当鍛えられそう。

ハンモックにゆられるお母さんと娘。

 

 

女性はカフェに入る代わりに家の前で水タバコ。

ゆったりした流れが心地よい島です。

 

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ラスドウ島の情報はこの本で紹介されています。

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