2023-04-20

インドでラマダン*ジャーマ・マスジドのイフタール

デリージャーマ・マスジッドのイフタール

デリーのジャーマ・マスジッドで、ラマダン明けのイフタール(断食明けの食事)に参加しました。インドは世界で2番目にイスラム教徒が多い国。人口の80%はヒンズー教徒ですが、イスラム教徒はその次に多く、人口の14%ほど。その数1億6千人と日本の人口よりも多いのです。

ジャーマ・マスジドとは

デリーのジャーマ・マスジド

ジャーマ・マスジドは、オールドデリーにあるインド最大のモスクのひとつ。その中庭では25,000人が礼拝できます。タージ・マハルを建造したムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって1656年に建設がはじまり、6年以上の歳月を要して建てられました。ジャーマ・マスジドという名は「金曜(の集団礼拝に人々が集まる)モスク」の意味で、イスラム圏各地に同じ名のモスクが多数あります。

ジャーマ・マスジドのイフタール

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

デリーにもたくさんのイスラム教徒が暮らしています。とくにこのジャーマ・マスジッド周辺です。そしてラマダン中は、1日断食し終えた喜びを皆で分かち合うため、多くの人が近くのモスクでイフタールを一緒に食べます。こんなふうに即席の大宴会場が。イフタールは果物を食べる人が多いです。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

かと思えば、若い夫婦2人だけの食卓も。ちょうど雨が降ってきて、ビニールであいあい傘をさしています。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

若者たちだけのグループ。どんなものを用意しているかといえば、果物と飲み物だけというシンプルさです。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

食べ物をいただけることを神に感謝して、お祈りします。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

イフタール後は町を散策。ラマダン中はふだん以上に活気があります。

ジャーママスジッド周辺

デリーのジャーマ・マスジド

このジャーマ・マスジッドがあるのは、オールドデリーという場所。デリーはオールドデリーとニューデリーに分けられ、前者は中世のイスラーム王朝・ムガル帝国の首都として発展した旧市街。今も多くのイスラム教徒が暮らす活気ある商店街です。オールドデリーは中世の面影を色濃く残していて、道路が狭く入りくみ、車が入れない路地がたくさんあります。散策にはすごく楽しい場所です。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

これを撮ったのは朝9時くらいですが、すでにこの時間からバイク、リキシャ、自転車など様々な乗り物と人がひしめきあい、よく言えばエキサイティング。エネルギーのある時にしか、ここを歩き回れません。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

果物の屋台をところどころで目にします。キロ単位で売られています。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

バイクで乗り付けて野菜を買っていくお父さん。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

ジャーマ・マスジッド前にある食堂。チキンがこんがりと良い感じに焼けていて、食欲をそそられます。イスラム教徒はベジタリアンが多いヒンズー教徒とちがい、肉を食べます。ただし豚肉は食べません。

ジャーマ・マスジッド

ヒツジの足を売る店。ヒツジの足はスープの出汁などに使われます。そして頭部も。脳みそを食べるのです。豆腐と白子をミックスさせたような食感で、なかなかイケるのですよ。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

こんなオールドデリーの中心にあるのがジャーマ・マスジッドです。

デリー_ジャーマ・マスジッドのイフタール

ミナレット(尖塔)に登れるようになっており、そこからデリーの町が一望できます。階段を上り下りしてお腹をすかせてから(十分すいている?)イフタールにのぞむと、より深くイフタールのおいしさを味わえるのです。

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