2013-07-27

『電気代500円。贅沢な毎日』*アズマカナコさんのくらし

砂漠なら電気がないので電気代は0円ですが、日本ではそうはいきません。それでも、東京のサラリーマン家庭で、月500円の電気代で暮らしている一家があります。

電気代500円のわけ

「電気代500円。贅沢な毎日」という本を書いたアズマカナコさんの家です。

アズマさんご家族は古い日本家屋を自分たちでリフォームした家で暮らし、庭で野菜をつくり、ウコッケイやウズラなども飼っています。

電気代500円の理由の一つは、冷蔵庫や洗濯機、掃除機がないからです。

冷蔵庫がないので、どうするか?本にはこうあります。
「残ったものを保存したい場合は、干したりつけものにするなどして保存食に加工します。肉や魚だって、みそや酒粕、塩麹などにつければ、常温保存も可能です。冷やしてまで長く保管しておかなければならない食材なんて実はそんなにないことに気づく」

洗濯はたらいを使い、そうじはホウキと雑巾で。なんとかなるものですね。

冬は火鉢で暖をとる

『電気代500円。贅沢な毎日』*アズマカナコさんのくらし
火鉢の使い方が、ステキなイラストで紹介されています。

火鉢のメリットは、こんなところ。

「好きな場所に持ち運べますし、お湯を沸かすこともできるので、加湿器代わりになります。

ついでにお餅やお芋などを焼くこともできる。

燃えた後に残った灰は、洗剤代わりに使ったり、土にまいて肥料にもなり、なかなかの優れものなのです」

テレビは見るときだけ、押し入れから出してくるそう。

不便さを楽しんでいる暮らしぶりが本から伝わってきます。

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