西洋人リタイア組の楽園「ポンソン島」(フィリピン・セブ)の行き方・楽しみ方

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カモテス諸島の最東にある「ポンソン島」。秘境と言われるカモテスの中の、さらに秘境です。

●行き方

IMG_5002(ポンソン島へ渡る船)

ポロ島のプエルトベロ(Puerto Bello) からポンソン島カーウィット(Kawit)まで船をチャーターして、300ペソ約10分。あっけなく着いてしまいます。公共の船はありません。

ダナオからの船もあります。カモテスの他の島を経由し、夕方ポンソン島に到着。一晩停泊し、翌朝5時にダナオに向けて出港します。350ペソだそうです。

●バイクで島を一周

ここでも、島を効率よく回るにはバイクをチャーターするのが最良です。公共のバスやジープニーはありません。

私は売店で知り合った神父さんに、島を案内してもらいました。島を一周してもらって、相場は100~150ペソだそうですが、「君の好きな値段で払ってくれればいいよ」と言われたので、お言葉に甘えて100ペソ払いました(笑)。

彼はミンダナオ島出身。教会から派遣されてきたそうです。「この島は平和でいいね。ミンダナオは誘拐事件などたくさんあるし。でもここの人はみんな良い人だし、暮らしもシンプルで、良い島だよ」。島の女性と結婚。女の子が2人いるそうです。

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島の人口は1万人くらい。ここの人のほとんどは漁業・農業で生計を立てています。他にこれといった仕事がないので、多くの人はレイテ島のオムロックやセブ、マニラなどへ出稼ぎに行きます。

バイクで走っていても、対向車はほとんどありません。が、この島は自然が豊かなためか、小さな虫が何度も目の中に飛び込んでくる。一度は激痛が走りました。バイクに乗るときはサングラス必須です。

_MG_5069(途中の風景)

島には13の集落があり、中心は「ピラーPilar」という町です。
_MG_5058(ピラーには、古い建物がたくさんのこっている)

フィリピンの他の島と同様、竹を編んで造った家が多いものの、中にはけっこう大きく豪華な家も建っている。そういうのは、神父さんいよれば、アメリカ人の年金受給者だそうです。

ネットで若いフィリピン人女性と知り合い、結婚して島に移住。そんな人が20人くらいいるらしい。

島ではやることがないから、退屈してしまうんではないか? と思いますが、そういうのは、まだ定年に間がある私のような者が思うことかも。定年を過ぎた方には、日々青い海を眺め、美しく若いフィリピーナと暮らしているだけで、じゅうぶん幸せで満足なのでしょう。

海沿いに、日本人が以前建てたという家もありました。現地女性と結婚したが、家を建てている途中で離婚。そのまま放置してしまったようです。

他に大きな家の持ち主といえば、医者とか看護婦、先生などだそう。島には医者が1人いて、その人の手に負えない場合は、オムロックの病院へ行くのだそう。

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島なので、水には苦労しているそうです。島の自治体が山水を洗浄し、飲料水として利用。ただ山の上から水を引ける村もありますが、そうでない村の人は、洗濯するために隣の村まで行くことも。

IMG_5074(船が到着するカーウィットの集落近くのリゾートには、人魚姫のオブジェが。でも誰もいない)

島でボランティアして暮らしているヨーロッパ人男性と知り合いました。彼も年金受給者。彼がお金を出して食材を買い、島の女性が料理。それを貧しい子供たちに配るそう。「この島の人は、一つのファミリーみたいなもの。だから私が何かやると、すぐに島全体に広がるんだ」と楽しそうに話していました。

老後に南の島で暮らしたいという人は多いでしょうが、暮らすだけでは退屈してしまうかも。彼みたいに何かやりたいことがあれば、生きる張り合いがあるのでは? などと勝手に思ってしまいます。

●ホテル

おすすめではありませんが、一応泊まったホテルを書いておきます。

IMG_5025(「ハリカナ・ビーチリゾートホテル」

島の女性と結婚した外国人が建てたホテル。彼らは離婚し、今は妻の妹さんが管理しています。そのため、いろんな面で手入れが行き届いていません。天井の塗料がバリバリにはげていて、廃墟のよう。

私がいたときに他に泊まっていたのは、島に出張中というフィリピン女性だけ。最初一泊800ペソと言われ、私が泊まるのを迷っていると、「600でいいわ」と。それでも高いかも?

最初に通されたファン付きの部屋は電気がつかず、隣のエアコンの部屋に変えてもらいました。「値段はいっしょでいいわ」と、ホテルの人。一瞬「ラッキー」と思ったのも、つかの間。クーラーが壊れていた! 

幸いベッドの寝心地は悪くなかったし、疲れていたこともあり、ぐっすり眠れましたが。

●島の電気事情

島に電気が供給されるのは朝9時から翌朝5時まで。朝6時から9時の間はありません。

私はオムロック行の朝6時半発の船に乗るため、朝4時半に起きました。5時になったら、ぱたっと電気が消えて、それまでガラガラ音を立てて回っていた扇風機もピタッと泊まり、その後は波の音だけが響きわたる・・・・。

幸い窓から月明りが入ってきて、部屋が真っ暗で何も見えないということは、ありませんでした。

ザーザーという波の音と月明り。なかなか幻想的な雰囲気でした。

他では味わえない体験ができるという意味で、ポンソン島、訪れてみる価値ありかも!
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