忙しい社会人におすすめ!わかりやすいイスラム教入門書おすすめ4選

イスラム教の入門書

手軽に読めるイスラム教の本ってないかな?

宗教を全く知らないけど、読みやすい入門書。

イスラム教の基本をわかりやすくまとめた本。

通勤途中でも読めるような本がいいんだけど。

そんな希望にお答えし、イスラム教を全く知らない人が、それを知る手始めの1冊として最適な本をご紹介します。

「イスラム教入門」と題した本はたくさんありますが、実はけっこう難しいものが少なくありません。

というのも、教義中心で、一般の人が入り込みずらいのです。

ここでは、以下のような本を紹介します。

・普通の人も興味を持てるようなニュース性ある話題を盛り込んでいる。

・イスラム教の基本もしっかりカバーしている。

・わかりやすく、面白い。

・通勤カバンに入れても場所をとらない新書の本。

イスラム教の教義を学ぶ入門書は別で紹介していますので、ぜひそちらもお読みください。

【厳選】イスラム教初心者におすすめな本 

2020年には世界人口の4人に1人がイスラム教徒になると言われる現代。

来年には東京オリンピックも予定されています。

自分がイスラム圏に行かなくても、来日するイスラム教徒はどんどん増えていくでしょう。

イスラム教の基礎知識は、これからを生きる社会人の最低限の常識&マナーです。

 

★「日本人に知ってほしいイスラムのこと

エジプト生まれ日本育ちのイスラム教徒の著者が、イスラム教徒と付き合う上で大切なことをわかりやすく教えてくれる本。

イスラム教の基本から映画、食べ物、ファッション、恋愛結婚までカバーし、宗教に興味がない人でも楽しく読み進められます。

ハラール食品についてもかなり詳しくレポートしており、イスラム教徒のおもてなしに悩む人にとても有益です。

日本でイスラム教徒として子育てする苦労、イスラム教徒を土葬できる場所の話題など、他の本ではなかなか得られない情報もあります。

多くの日本人が持つ誤ったイスラム観、それを誘導するマスコミなどにふれ、「イスラム教徒=テロリストではない」ことを具体的に解説しています。

 

一神教と国家

イスラム法学者の中田考氏と、哲学研究者でユダヤ教に造詣が深い内田樹氏の対談本です。

対話形式で読みやすく、コーランやハディースなどイスラム教の基本も知ることができます。

日本では厳しい戒律のイメージで知られるイスラム教が、なぜ16億を超える信者がいるのか?

同じ一神教のユダヤ教とキリスト教と何が違うのか?

こうした疑問にわかりやすく答えてくれます。

後半のアフガンやシリア、エジプトなどの中東情勢の解説も興味深く、現代中東&一神教の入門書として優れています。

 

住んでみた、わかった!イスラーム世界

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで日本語を教える筆者が、学生たちとの交流で知った生のイスラム文化を綴った本。

複数のカップルの合同結婚パーティ、女子だけの空手道場など、女性ならでは、住んでみなければわからない希有な話題が満載。

異文化理解に最適で、中東に駐在する人などにとっておすすめの1冊です。

全国学校図書館協議会選定図書にも指定され、「寝そべりながら気軽に読めるけれど、ためになる本を目指した」(後書き)とあるとおり、子供から大人まで楽しく読めて、なおかつ宗教と中東の暮らしを知るのに適した本です。

 

★「イスラームの日常世界

長くサウジアラビアの遊牧民と生活をともにした文化人類学者の本。

世界各地のイスラム教徒(特に女性たち)と暮らし、1日5回の礼拝や断食が人々の「楽しみ」となっている様子を生き生きと描き出しています。

この本の価値は、イスラム教の根底思想をやさしい言葉で記した点です。

1つは人間が弱いものであり、経済効率より信仰が大事とする思想です。

弱いからこそ、病人や貧しい人、高齢者など社会的弱者弱に手を差し伸べることが、イスラムの義務とされます。

2つ目は、人々が人生で大切にしているものについて、です。

それらは家族と過ごすこと、祈りを捧げること、旅をすること、知識を得ること、瞑想したりすることなど。

こういったことが仕事より大切にされ、これらの時間をたくさん持つことが、人間らしい良い生き方だとされています。

イスラム社会は「心がたっぷりある社会」だそうです。

資本主義社会が行き着くところまで行き着いた今の日本で、「今後いかに生きるべきか」の示唆を与えてくれる本です。

1991年の出版から長く読み継がれているロングセラーですが、その内容は全く色あせていません。

 

これ以外にもたくさん優れたイスラム教関連の新書があります。

今回は「初めての方向け」という観点で選びました。

イスラム教に興味がある方の参考になったら幸いです。

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