拙著『女ノマド、一人砂漠に生きる』に関連する写真パネルをお貸し出しします。
【ストーリー】
「女ノマド、一人砂漠に生きる」
遊牧民女性サイーダは、エジプトの砂漠で一人で暮らしています。
家財道具一式をラクダに積み、ラクダを食べる草を求めて移動します。
泉の水を飲み、料理や暖をとる燃料には、砂漠にある枯木を使います。夜は月明かりでパンを焼き、寝るのは満点の星の下。テントは持っていません。移動の際に荷物が増えてしまい、寝るときに星が見えないのが嫌だからです。
携帯電話を持たないサイーダに会うには、砂漠に残された彼女とラクダの足跡をたどって探します。その日のうちに見つけられず、砂漠で一泊することもあります。
彼女が属するホシュマン族は、人口1000人ほど。主にナイル川東の砂漠に暮らしています。1997年以来この辺りには雨らしい雨が降らず、ほとんどの人が遊牧生活をやめ、砂漠の中にある定住地に移り住み、観光客相手の仕事をするようになりました。
今でも遊牧を続けているのはサイーダを含めて2、3家族だけ。このまま雨が降らなければ、あと数十年のうちに遊牧民はいなくなってしまうと言われています。
①大(70cmx100cm) 計3点
②小(55cm×65cm) 計20点
【パネル概要】
・プリント:銀塩プリント
・加工:木製パネル(軽量のため、壁にさした画びょうに引っ掛けることができます)
【貸出条件】
①単行本『女ノマド、一人砂漠に生きる』を会場で販売する場合には、パネルを無料でお貸し出しいたします。
②パネル配送料はご負担ください。
③パネルの全て・何点か選んで貸し出しできます。(選ぶ場合は、キャプションをお伝えください)。
ご連絡はfujiyo777@gmail.comまでお願いいたします。
【関連記事】