コロナ禍は憂えるばかりではない、ということを記したいと思います。
①日本を旅する時間ができた
コロナ以前の私の生活サイクルは、「海外取材の下調べ→取材→帰ってきてデータの整理」というもので、日本を旅する時間がありませんでした。
もともと日本全国を旅したい気持ちはありましたが、「老齢になったらでいいや」と思っていました。
コロナのおかげで、幸いその時間ができました。
それに「老齢になったら」といっても、自分がその時まで生きられるかは、わかりません。
もちろん、こういう状況下なので、三密をさけ、現地の人の迷惑にならないよう体調管理をしっかりした上での旅行です。
沖縄、奄美地方のほとんどの島を周りました。
普通に海外に行けるようになるまで2、3年はかかりそうですから、その間に全国制覇したいと思います。
②本を読む時間ができた
もともと本はかなり読む方でしたが、さらに読書量が増えました。
月に20冊くらいは読んでいます。
(その分SNSに費やす時間は減りました。)
私の場合、読書は楽しみもありますが、「よりよく生きる術」を知るために読むことが多いです。
じっくり人生について考えたり、先人の知恵を学ぶには、読書が最良の方法だと思います。
おかげで「人生を無駄にしない生き方」を知ることができました。
「あなたはフリーランスだから本を読む時間があるんでしょう?」
と思うかもしれませんが、会社員であっても、通勤途中や昼休み時間に読むことができます。
今は在宅勤務の方も多いでしょうから、読書の時間を捻出できるのではないかと思います。
②時間のゆとり
コロナ禍のおかげで海外取材の予定がなくなり、自由な時間が増えました。
だから国内を旅行したり本を読む時間ができたのです。
そして今さらながら築いたのは、人にとって最も幸福なことは、お金があることではなく、自由な時間がたくさんあることです。
コロナ禍のおかげでは私は幸せになれたと思います。
人生、良いことも悪いことも長くは続きません。
こういう状況下でしかできないことも、あるはずです。
それを見つけていけば、コロナ禍の今を有意義に生きることができると思います。