モロッコで女性一人旅は可能?危険は?

モロッコ青年

ラバトに住む青年。彼と知り合って彼の家や友人の家に招かれ楽しい時間を過ごしました。写真は一緒に入ったラバトの旧市街の食堂にて。

女性1人でモロッコ旅行を計画する方もいらっしゃるでしょう。

女性一人旅、果たして大丈夫なのでしょうか?

私はこれまで数回、一人でモロッコに行きましたが、危険な目にあったことはありません。

(マラケシュでスリにあいましたが、これは女性だからというわけではありませんし)

ただトラブルも聞きますので、用心するに越したことはありません。

女性一人旅で気をつけたい事をまとめました。

旅のご参考になれば幸いです。

イスラムの文化を理解する

イスラム女性は一人旅することはほとんどありません。

「女性は弱い、守るべき存在」「女性は魅力的で男性の性のえじきになりやすい」

これがイスラムの基本的価値観です。

だから女性は家族の男性にエスコートされて旅をするもの。これがイスラム圏の考え方。

女性が一人で旅するのは、その慣習から逸脱する行為です。

時には「無鉄砲」と見られることも。

「スキがある女性、貞操観念がない女性、→こんな女性には何したっていい」と考える男性も出てきます。

このことは頭に入れておくべきです。

私は経験がありませんが、土産物店に入って人気のない部屋に通され、突然抱きつかれた、キスを迫られたといったトラブルも聞きます。

女性1人というのは甘く見られがちです。十分に気を引き締めて。

といっても、ほとんどの現地の人は女性一人ということで色々と気にかけてくれる人がほとんどです。

またモロッコはイスラム教国ですので、肌を露出したり体の線を強調する服装はひかえましょう。

軽い気持ちで男性の誘いに乗らない

女性は守るべき存在ですから、一人旅女性に対して男性たちはやさしく接してくれます。

しかし中には、「下心から」やさしくしてくれる男性がいないわけではありません。

イスラム圏では男女交際は禁止です。現地の女性には下手に手が出せません。

しかしフリーセックスの国から来た日本人、欧米人には何したって自由というわけで、欲望を発散させるために外国人に手を出すという人もいます。

モロッコではイスラムの戒律は湾岸諸国ほどは厳しくありあませんが、結婚まで童貞・処女というカップルが今もほとんど。

「ちょっとお茶くらいならいいか」は、相手に勘違いさせるきっかけになります。

日本では、女性とお茶したくらいでその気になってしまう男性はいませんが、イスラム圏の男性はそうではありません。

地元の女性は見知らぬ男性と2人きりでお茶したりは絶対にしませんから。

「脈あり」と思われても致し方ない。

さらにしつこく誘ってくることに。女性の方もノーといいずらくて、ついずるずる‥となりがちです。

その気がなければ、最初から誘いにはのらないことです。

また海外に行くビザ欲しさに、外国人と結婚したがる男性もいます。

だからといって、本当に単なる親切心から、親切にしてくれる男性がほとんどです。

そして本当に真面目で素敵な男性と知り合うチャンスもあります。

その辺りを見分けるのは、やはりご自身のそれまでの経験や嗅覚です。

家に呼ばれたら?

イスラム圏の人は知り合ったばかりの外国人を、よく自宅に招待することがあります。

モロッコも例外ではありません。

首都ラバトの対岸の町サレでプー太郎の青年と知り合い、彼の家におじゃましたことは『女ひとり、イスラム旅』書きました。

危なくないのか?と思われるでしょう。

ある人について「危ないか?危なくないか」の嗅覚は、旅をするうちに身についていく部分もありますが、基本的に人間は日本でも海外でも変わりません。

「この人は危ないor安心できる」の直感は、たいてい当たるもの。

たとえ言葉が通じなくても、です。

逆に相手が日本語も話せたりして意思の疎通に問題がなくても、「なんとなくうさんくさいな」と感じたりするものです。

そういった自分の嗅覚に素直に従うことです

相手と知り合った状況も大切です。

観光地には観光客を狙った悪い人物がいますので、向こうから話しかけてくる相手には要注意。

『女ひとり〜』で彼と知り合ったのは、観光客がめったにいかないようなラバトの対岸にあるサレの辺鄙な場所でした。

そして話をしているうちに、この人は安心できると思ったから彼の家に行ったわけです。

基本的にモロッコ人はとても親切

以上注意点を書いてきましたが、モロッコ人は基本的にとても親切な人たちです。

先のプー太郎青年も、お金がないのにもかかわらず、私と一緒にどこかに出かける際、船の代金やお茶代は私には払わせませんでした。

モロッコ人男性(他のイスラム社会の男性も)は、客人である旅人や女性にお金を払わせようとは決してしません。

旅は、あまり警戒しすぎても楽しくありません。

危険もあることも知った上で、心をオープンにして現地の人と関わり合い、相手からの誘いは、直感を頼りに適宜受け入れる。

それが思い出に残る、楽しい旅をする秘訣だと思います。

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女ひとり、イスラム旅

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