ダフラオアシス:古い土の家は心も体もあったまる

エジプトのナイル川の西にダハラ・オアシスがあります。エジプトで最も美しいといわれる場所です。

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夕暮れ時のオアシスの村

オアシスには16の村が点在しています。どの村も中世の時代にできた旧市街と近年できた新市街からできています。

最近はこの旧市街に住む人が減り、朽ちてゆくだけの家が多くなっています。

コンクリート造りのモダンな家に住みたい、壁にひびが入るなど家が古くなってきたなどの理由で、古い家を去り、新市街に家を建てて移り住む人がふえてきたからです。

土の家はあったかい

オアシスの一つの村で、一人のおばあさんにであいました。
新市街にも家があって、息子や孫はみんなそこで暮らしていますが、おばあさんは、一人で古い家に住んでいます。

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「新しい家は、夏はエアコンがないと過ごせないし、冬は寒くてしもやけができてしまうの」

私は昔住宅雑誌の取材をしていたことがあります。その雑誌はよく建築家が設計した家を取り上げていたのですが、土壁を使用した家が多かったのを覚えています。

土壁は自然素材で温かみがあり、断熱効果も高いからです。

おばあさんは、毎朝家の隅々まで掃除をし、あとは家畜にえさをやったりして過ごすのが日課。

生まれ育った古い家で、一人のんびりとした暮らしを楽しんでいます。

 

ダフラオアシスの詳しい情報は、こちらの本をどうぞ。

【『女ひとり、イスラム旅』】

女性1人でイスラム圏の国々を旅した旅行記。普段はニュースにならない、イスラム世界に生きる人たちの人間味あふれる側面が描かれています。

 

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