2014-12-02

エジプトを一人旅するなら、絶対に知っておいて損のない言葉とは?

悪名高いアラブのIBMについて先日書きましたが、当のアラブ人は実際どんなふうにIBMを使っているのか。

「M」(マアレーシュ)を例に書いてみます。

NHKアラビア語講座などでおなじみ、アルモーメン・アブドッラーさん。彼が書いた「地図が読めないアラブ人、道を聞けない日本人」によれば、

「「マアレッシュ」は謝る表現として「ごめんね」のような意味で使われると同時に、相手がかけてきた迷惑などを許すときに「気にしないで」「何でもありません」「いいんですよ」の意味でも使われる。つまり、「謝る」と許す」という異なる状況いずれの時にも、この言葉が使われるのである。

アルモーメンさんは、「こういうのは世界でもなかなか見られない表現」と言っている。

さて、もう一人は、エジプト人女性、師岡カリーマ・エルサムニーさん。

彼女が書いた「変わるエジプト、変わらないエジプト」によれば、「「マアレーシュ」は、アラビア語を介する人の間でもいまだに若干の誤解が残る言葉、だそう。

「一般的に「気にするな」」という意味だと考えられていて、たとえば足を踏まれて「マアレーシュ」と言われた日本人が、「人の足を踏んでおいてきにするなとは何事だ」と怒ったという話を聞く。しかし、「マアレーシュ」の用途は実にさまざまである。謝る人が使えば「ごめんなさい」、謝られた人が言えば「気にしないで」、そして慰め合う二人が使えば、「あきらめましょう」など、その時々によって意味はまったく異なるのだ。(p。98)」

「マアレーシュ(マアレッシュ)」は色々なシーンで使える便利な言葉です。これを覚えておけば、エジプトを旅したとき実に色々な場所で使える。

実際、エジプトで「マアレーシュ」を聞かない日はないくらい。エジプト人は「マアレーシュ」を人間関係の潤滑油に使っているのです。

ホテルの部屋の備品を壊してしまったら、従業員に「マアレーシュ」。
バスの中で足を踏まれたら、踏んだ相手に「マアレーシュ」。

エジプト旅行はスムーズに楽しくなることマチガイなしです。

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