イランの民族と民族衣装*ロル・アゼリ・クルド

イランには多くの民族が暮らしています。

まずペルシャ人。公用語のペルシャ語を母語とする人たちです。これが人口の半分ほど。

それ以外に、こんな民族がいます。

・イラン系 : クルドロル
・トルコ系: アゼリ、トルクメン、カシュガーイー
・アラブ系

それぞれに言語があり、民族衣装があります。

ここではロル、アゼリ、クルドの民族衣装をご紹介します。

①ロル  Lor(またはLur)

イラン南部のザーグロス山一帯に暮らすイラン系遊牧民です。

ロル語を話し、かつてはテントで遊牧生活を送っていました。

今は完全な遊牧スタイルは少なくなっています。

こちらがロル族の衣装です。

ロルの民族衣装
歩くたびにスカートがふんわりゆれて、とても優雅です。

私も着てみましたが、スカート部分は生地が何枚も重なっているので、実際着てみると、かなり重い!

彼女の娘さんたちはみんなジーパン姿です。

若い女性は民族衣装ってあまり着なくなっているのでしょうね。美しいのに。

機能性という面では、やはりジーパンに軍配が上がりますね。

世界的に民族衣装がすたれる傾向があるのは、少しさみしい気持ちです。

②アゼリ Azeri

アゼリの人々はイランにおける最大の少数民族。イラン人口の4分の1ほどです。

アゼリの民族衣装

こちらはアゼリの5人姉妹です。

休日に姉妹全員が妹さんの家に集まりました。

左から3番目のお姉さん、4番目のお姉さん、末っ子、2番目のお姉さん、一番目のお姉さん。


一番上のお姉さんは54歳、末っ子は27歳。なんと27歳の年の差が! 

母娘みたいですね。


話す言葉はペルシャ語ではなくアゼリ語です。

アゼリの女性の民族衣装はスカーフに特徴があります。

写真の右2人のお姉さんのスカーフに注目。

お姉さん達は、寝る時にもスカーフを外しません。

このスカーフは彼らの言葉で「ヤイレフ」というそうです。
 

③クルド Kurd  

トルコ東部やシリア北東部、イラク北東部、イラン西部などに居住しています。

言葉はクルド語です(方言がたくさんあります)。

クルドの民族衣装も、とても特徴的です。

男性はダボダボのズボンです。クルドの民族衣装

頭にスカーフを巻いている場合もあります。

クルド女性の民族衣装は、とても華やかな色と柄のワンピースです。

クルド女性の民族衣装

ワンピースの上に丈の短いチョッキを身につけます。

特にクルド女性の衣装はとても素敵で、思わず欲しくなってしまいます!

 

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