聖地ゴムでラマダンを過ごし、ラマダン明けの礼拝に参加しました。
ゴムはイランの国教シーア派12イマーム派の聖地の1つです。
ゴムの場所
テヘランから南に約120kmの場所にあります。
テヘランからバスで1時間半ほどです。
聖地ゴム
12イマーム派の第8代イマーム「イマーム・レザー」の妹ファーティマの廟があり、シーア派の聖地の一つです。
訪れる旅行者はそれほど多くないのですが、そのぶん神聖な雰囲気にひたることができます。
ゴムはどんな雰囲気?
イランの他の都市ではコートとジーパンという姿の若い女性が多いものの、聖地ゴムは別。
ここではチャドル以外の服を着ている女性を町で見かけることはありません。
やはりそれだけ神聖な場所だからでしょう。
パン屋の前で、焼きたてのパンを冷ましている人たち。
聖職者の帽子は「白」と「黒」があり、黒の方は預言者ムハンマドの血筋にあたる人、白はそれ以外の方だそうです。
マアスーメ廟
シーア派第8代イマーム(宗教指導者)の妹であるファーティマが祀られています。
ラマダン中、聖廟の中の広場では、断食明けの食事をとる人たちで賑わっていました。
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