本場インドネシアでテンペの製法を見学!栄養価や味、料理法などは?

テンペ

ジョグジャカルタのテンペ工房。夫婦でやっている。

テンペ。最近は欧米や日本でもヘルシー食品として注目されていますね。

インドネシアに行った時にテンペ工房を見学したので、そのご紹介です!

テンペとは? 

テンペとは?

インドネシアのワルン(簡易食堂)で食べたテンペ。右下にあるのがテンペ。竜田揚げ風に揚げている。

テンペって何?という方もいらっしゃるかもと、簡単にご紹介します。

テンペとはインドネシアの伝統的な食品で、大豆を発酵させた食品です。

発酵させる点は納豆と同じですが、テンペはクモノスカビという菌を繁殖させてつくります。(納豆は納豆菌)

「インドネシアの納豆」と呼ばれたりしますが、納豆のように糸はひかず、臭いもほとんどありません。

テンペの臭いは?味は?

チーズと豆腐の中間みたいです。チーズほど味が強くなく、かといって豆腐のように無味乾燥でもない。ちょうど良い感じ。

歯応えは独特のねっとり感があります。とても淡白で何にでも合います。本当に素晴らしい食品です。

毎日食べても飽きません。実際私はインドネシアでは毎日テンペを食べています。

栄養価は?健康効果抜群

テンペは栄養価も抜群です。

もともと大豆は栄養豊富ですが、ゆでただけでは消化が悪く、食べ過ぎは体の負担になるそう。

その点発酵することで栄養素をスムーズに取り入れることができ、さらに発酵で新たな栄養素もプラスされます。

そのためテンペには良質なタンパク質はもちろん、イソフラボン・ビタミンE・B2・B6・B12などの多くの栄養素が含まれています。

インドネシアには更年期障害がないそうですが、テンペを食べるためだという研究報告もあります。

テンペの作り方

テンペの製法

インドネシアの工房でのテンペの作り方をご紹介します。

①大豆を24時間水に浸す。

テンペとは

②2時間ほど加熱する。

③機械で外側の皮を取る。

テンペとは

④水で洗う。

⑤発酵菌と混ぜ合わせる。

テンペの発酵菌

⑥ビニールに包む。

テンペの製法

2、3日おくと発酵して完成です。

テンペの製法

この家では1日に170kgのテンペを作り、市場で売っているそうです。

テンペの食べ方

テンペの食べ方

左下にあるのがテンペ。甘辛く煮込んである。ごはんとよくあう。

インドネシアではブロック状で売られていて、それをカマボコを切る要領で適当な大きさに切り、揚げたり、炒めたり、煮込み料理にしたりします。

甘辛く煮込むこともあり、私はこれが大好きです。

臭みがないので、カレーライスに入れたり、サンドイッチにしたりコロッケにしたりと、様々な用途に使えそうです。

お子さんのお菓子を作る方もいて、料理方法や食べ方は本当に無限大です。

テンペは本当に偉大だ!

インドネシアには豆腐や豆乳も

インドネシアのタフ(豆腐)

インドネシアのワルン(下町のキヨスクみたいなもの)で売られていたタフ。

実はインドネシアは大豆食品が豊富で、テンペ以外にもタフ(豆腐)豆乳もあります。

ただ「おから」は見かけません。市場価値が少ないからでしょうか。あるいは家畜用?

以前日本の家の近くの豆腐屋さんでおからを買ったら、他のお客さんがそれを見て「うちでは、ワンチャンのごはんにするのよ」と言ってました笑。

栄養豊富なのに、もったいな~い。。。。

日本でテンペはどこで買える?

以前に比べれば、だいぶポピュラーになりました。

ただどこでもあるというわけではなく、やや高級なスーパーや一健康食品店に限られるようです。

(少なくとも、私の近所のSスーパーにはありません)

Amazonなど通販でも購入可能です。

普通のスーパーで納豆のように手軽に買えるようになればいいのに。

でもテンペが今よりポピュラーになったら、納豆を食べる人がいなくなってしまうのでは?

いやいや‥「やっぱり納豆のあの臭みがいいんだよ」という人もたくさんいるでしょうから、心配は喜憂かもしれませんね。