エジプトのマダムが作るカリフラワーフライのご紹介です。
衣(ころも)にクミンやパクチーを使うので、とてもスパイシーで病みつきになる味。
作り方はとても簡単です!
材料と作り方
【材料】 4~6人分
・カリフラワー 1株
・植物油 適量
・小麦粉 適量
・塩 小さじ1
・クミン 大さじ1
・コショウ 小さじ1
・パクチー 数束
【作り方】
①カリフラワーをざっくり切ってゆでる。
②衣を用意(小麦粉に塩、クミン、コショウ、刻んだパクチーを入れる。
③カリフラワーに衣をまぶして揚げる。
とことん揚げる
最初にブロッコリーを茹で、それから揚げるわけですが、ころもがキツネ色になるまで揚げます。
だから出来上がりのカリフラワーはとことんやらわかく、もはや歯応えはありません。
そんなに加熱したらビタミンが失われちゃうじゃない!などと私などは思ってしまうのですが、これがエジプト人の考える美味しさ。
そして実際、このとことん揚げカリフラワーは、外はジューシー、中はとろーりとして、ものすごく美味しいのです。
もはやビタミンなど、どうでもよくなります。
エジプトではカリフラワーはフライと決まっている
エジプトではそれぞれの野菜の料理法はほぼ決まっています。
オクラならトマト煮込み、モロヘイヤならスープ、というふうに。
それ以外の調理法は使いません。その方法で食べるのが一番美味しい!と信じているのでしょう。
というわけで、カリフラワーはフライで決まりです。
個人的には、ブロッコリーも同じ方法で揚げたら美味しいだろうな、と思います。
アブラナ科の野菜は油と相性が良いですね。
ナスも油と相性が良いです。だからエジプトでは「ナスはフライ」と決まっています。
エジプシャンは、実はかなりの食道楽かもしれません。