中東料理・アラブ料理とはどんなもの?(主食偏)

中東料理

チュニジアで売られているパン。手前のフランスパンの他に様々な形のパンが。

中東料理、アラブ料理ってどんなものでしょうか?

その地域の人々は、毎日どんなものを食べているのでしょう?

そんな疑問にお答えします☺️。

まずは主食から。東はイランから西はモロッコまで、主食はパンです。

ご飯も食べますが、どちらかというと「おかず」です。

今回は、その「パン」について、各国の違いや特徴などをご紹介します。

おかず編は

イランのパン

イランのパンはとにかく大きいのが特徴です。

「サンギャク」「バルバリー」などいくつか種類があります。

町中にはたくさんパン屋があり、それぞれ作るパンは1種類と決まっているようです。

こちらは伝統的な窯でパンを焼くヤズドのパン屋さんです。

トルコのパン

中東料理・トルコのパン

中東で一番おいしいパンは、個人的にはトルコです。

地方によってパンの形は様々です。こちらは、トルコ東部にある小さな町チェルミックのパン屋さん。

エジプトのパン

アラブ料理・エジプトのパン

エジプトの典型的な朝食。右上にあるのがイーシュ。エジプト人は3食イーシュを食べる。

エジプトで一般的なのは「イーシュ(イーシュ・バラディー)」という全粒粉から作る茶色いパンです。

このイーシュをスプーン代わりにして、おかずをつかんで食べます。

イーシュは中が空洞にいて、そこにおかずをはさんでサンドイッチにして食べることも多いです。

田舎ではイーシュも食べますが、自家製のパンも食べます。こちらは「イーシュ・シャムシー(太陽パン)」です。

丸い形に整えたパン生地(イーストも含む)を1~2時間日向にさらして膨らませ、それをオーブンで焼きます。

モロッコのパン

アラブ料理・モロッコのパン

モロッコで一般的に店で売られているのは、写真手前の丸いパンです。

またモロッコで面白いのは、自分の家でこねたパンを、パンやに持って行って窯で焼いてもらえることです。

オーブンがない家があるのでしょうし、家でこんがり良い具合に焼くのはけっこう大変だったりします。なので、これはなかなか良いサービスだと思います。

田舎では自分の家でパンを焼きます。

チュニジアのパン

中東料理チュニジアのパン

チュニジアで売られているパン。手前のフランスパンの他に様々な形のパンが。

フランスの植民地だったため、フランスパンもよく食べます。

一方で田舎では地中に埋め込んだ窯の中でパンを焼きます。

シリアのパン

シリアの方々は、毎朝パン屋に焼き立てのパンを買いにいきます。

サウジアラビアのパン

サウジアラビアのパン

ホームステイ宅で出していただいた焼き立てのパン。

主食ではないですが、朝ごはんに「ムサビーブ」というクレープをたべることもあります。

これは全粒粉と粉ミルク、膨らし粉、塩を混ぜて、多めの水を加えてフライパンで焼きます。

お米料理

サウジアラビアのカブサ

サウジアラビアの家庭でいただいた昼食のカブサ。サウジ人は毎日のようにカブサを食べる。

米はどちらかというと「おかず」の扱いです。真っ白なご飯を食べることはなく、必ず油で炒めたりして食べます。

そして米料理がある時も、必ず一緒にパンも食べます。ただこれも所によりけりで、ご飯だけを食べる場合もあります。

たとえばサウジアラビアのカブサ。この時はカブサだけで、パンは食べていませんでした。

カブサの作り方はこちら。

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