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ウェブ上で写真やテキストを無断転載されたら?長い目で見て本当に得する対処法

以前「ブログの記事を無断転載され、弁護士を通じて損害賠償を〜」という記事を書いたために、今でも「弁護士を紹介してください」という連絡がくることがあります。

自分の写真やテキストを勝手に盗用されたら、とても腹立たしいものです。

もし同じような経験をしたら、今自分ならどうするだろうか?と思います。

おそらく「何もしない」という選択をするのではないか。以下がその理由です。

時間がもったいない

まず時間がもったいないからです。

無断転載した相手サイトの情報を収集したり、相手を特定したり、その相手に削除依頼したり、それには時間がかかります。

弁護士に依頼して裁判を起こしたり‥そうなると時間やコストがかかる。

人生で最も貴重なのは時間です。その時間をもっと楽しいこと・有意義なことに使えるかもしれません。

ただし無断借用されたために多大な経済的損失を受けているような場合は別です。場合によっては損害賠償という手もあるでしょう。

しかし写真を1枚コピーされただけのような場合、今ならだまっているかもしれない、と思います。

自分も迷惑をかけている

誰かを責める前に、自分も他人に迷惑をかけている、とも言えそうです。

ノンフィクションの「巨人」佐野眞一が殺したジャーナリズム 大手出版社が沈黙しつづける盗用・剽窃問題の真相』に印象深い箇所がありました。作家・石牟礼道子氏が佐野氏に文章を盗用されたことについて語った箇所です。

「佐野氏の盗用をみつけたぞと言いたくはないですね。私人身も、どこで何を間違うかはわかりません。周りの人たちに迷惑をかけております、だからこういう人様の間違いを責め立てないようにこころがけています」

こういう対応は、なかなかできるものではありません。

得するのはどっちか?

しかしこう考えたらどうでしょう?「得」をするのはどっちなのか?

パクられたら場合、相手が得して自分が損しているように見えます。

相手は労なく文や写真を自身サイトにアップできた。それでもしかしたら多くの人のアクセスを得るかもしれません。「一見」得しているように見えます。

しかし長い目で見ればどうでしょう?パクリを長く続けられるとは思えません。

他人の写真やテキストを無断で借用して投稿する「ラク」が身についてしまい、コンテンツを生み出す力を磨くチャンスが奪われます。

たとえ見栄えが良いページをアップできたとしても、そこにあるのは自分で書いた文や撮った写真でないから、力がこもりません。

パクられた自分は一見損しているように思えますが、パクリを気にしないことで、相手を責めることへの時間とエネルギーの損失をくいとめることができる。

長い目で見れば、その方が得をしているかもしれません。

争うと運を落とす

無断転載した相手を責めないことで、自分の運を高めることもあるようです。

ベテラン弁護士の「争わない生き方」が道を拓く』にはこうあります。

「裁判は勝っても負けても、恨みが残る。だから恨みを買うな。恨まれると、あの世で、お前のことを引きずりおろとそうといつも狙われてしまうぞ」

不思議なことに、裁判で勝った後に不幸になる人が珍しくないそうです。争いは恨みを残し、運を落としてしまうのでしょう。

「誰かから多少の迷惑を被った程度では、相手を避難するには値しない。なぜなら自分自身も知らず知らずのうちに人に迷惑をかけている」。

貴重なリソースの使い道

相手を責めない。責めることで・裁判を起こすことで、失うものの方が大きい。

これはネット上の問題に限らず、日常の様々な事に言えそうです。

他人に迷惑をかけられると、ついつい相手を非難したくなる。

でも自分は果たして誰にも迷惑をかけずに生きているのか?

相手を責めるエネルギーを使うくらいなら、ほっておいた方がいい場合もある。

「金持ちケンカせず」と言いますが、金持ちはケンカしないから(生産性のない事に時間を使わないから)結果的に金持ちになった、という解釈もあるかもしれません。

誰かを責めるのは時間も気力も使います。

その時間を何かもっと楽しいことに使えるのでは?という発想の転換は、してみて損はないかもしれません。

「時間」という人生で限られた、最も貴重なリソースを何に使うのか?ということを。

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