「節約の王道」と砂漠の遊牧民

先日、ふらっと入った本屋のレジの所に平積みになっていた本に、
ふと目がとまりました。

タイトルは「節約の王道」

帯には、著者の林望さんが、仕立ての良いスーツに身を包み、
こちらを見て静かに微笑んでいらっしゃる写真が。

あのリンボウ先生が、いったい節約についてどんなことを・・・
と興味しんしん手に取り、ついつい買ってしまいました。

食や旅行、趣味、車などについての先生のこだわりが随所にちりばめられ、とても面白く読みました。

それはさておき、その中にちょっと気になるフレーズがありました。

「イギリスには、父親が仕立てて愛用したスーツを息子がそれを大人になってから譲り受け、誇りを持ってそれを着る、といった文化が根付いている」云々・・・。

これを読んで思い出したのは、私が取材しているベドウィンのおばあさん、サイーダさんのことです。

サイーダさんは、いつも同じ服を着ているため、私はてっきり彼女が服を一着しかもっていないのかと思っていました。しかし、後でかなりたくさんの服を持っていることが判明。

その時彼女は、いつも同じ服を着ていることについて、「これはママが着ていたものだから」といったのです。

そういう文化っていいものです。

私の母親は服を買うのが趣味みたいなもので、要らなくなった服を私に着ないかと聞くのですが、趣味があまりに違うため、これまで一度として袖を通したことがありません。

これからは、もうちょっと親孝行してもいいかな・・・と思った次第です。

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