Desert Nomad

 

 

Egyptian bedouin woman Saida is living alone in the desert with her 7 camels, moving from place to place every day.

エジプトの東方砂漠に遊牧民のホシュマン族が暮らしている。10年以上にわたる干魃のため、ほとんどの人が遊牧生活を捨て、定住地で観光業に就くようになった。今でも遊牧を続けているのは、わずか数家族にすぎない。そのうちの一人、サイーダ(女性・65歳)は、ラクダを連れて一人で砂漠を移動しながら暮らしている。泉で水を汲み、夜は月明かりでパンを焼き、満天の星の下で眠る日々。自然と密接に関わるその暮らしは、物質的には質素ながら、心の平穏と静けさ、そして私たちが失ってしまった豊かさのようなものがあると感じられる。このまま雨が降らなければ、あと数十年のうちに、砂漠に暮らす遊牧民はいなくなってしまうといわれている。

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