豊富な選択肢が幸福度を下げる! 選択肢が多い社会で幸せをつかむ方法 <イスラム女性は幸せ?(10)>

女性の生きる選択肢という点では、日本は恵まれています。

「結婚はしてもしなくてもいい」「結婚はいつしてもいい」「子供は産んでも産まなくてもいい」。

かつては結婚したら家庭に入る。子供を産んで一人前。
そんな時代でしたが、今はずいぶん自由で豊かになりました。

でもその結果、幸せになれたのでしょうか?

選択肢の多さが幸福を遠ざける

結婚も出産も自由だからこそ「結婚しないで仕事を続けていたら‥」「あのとき結婚していれば‥」と後悔する人が多いのではないでしょうか?

日本では理想とする女性の生き方がくるくる変わります。

バブル以後、『これからは女性も仕事をもって社会で活躍する時代』などと声高に言われるようになりました。

バブルが崩壊すると『女性は仕事と家庭を両立してこそ』と言われ、

少子高齢化が騒がれると、『仕事よりも女性は結婚して』となった。

その時々で社会のトレンドが変わり、そのたびにブームに乗せられ振り回される。

生き方の選択肢が広がり、どんな生き方も選べる自由を手にした。

でもたくさんの理想の生き方を示されて「どれを選んでもいいのよ」と言われると、どれを選ぶこともできない。1つ選んで後悔するのが怖い。

「選択肢が多いと不幸になる」という研究結果があります。

決断した後も「他の選択もあったのでは」と後々まで悩むからです。

一つ選択したら、他を捨てたことを後悔する。

どっちつかずの中途半端な状態が、今の若い日本女性が置かれている状況だと思うのです。

本当は選択肢が少ない方が、生きる上で楽なのです。

女性の「確固とした居場所」

イスラム女性は日本女性に比べて自由は限られています。

結婚は神の命令。「結婚か仕事か」などと迷っている暇はありません。
【永久保存版】イスラムの結婚ルールとは?

年頃になれば、周囲のプレッシャーで否応なく結婚させられ、すぐに出産となる。
女性にとってそれが当たり前なので、自分の人生を疑いません。

社会で働く女性はたくさんいます。
高いポストについてバリバリ働く女性もいる。

しかし平均的な女性の社会的地位は、日本に比べて高くありません。
男が働き、女性は家を守るという価値観が日本以上に根強いからです。

子供は宝。だから総じて子沢山です。

農村部では子供を5人も6人も産み育て、なおかつ畑や家畜の面倒も見て、全部の家事を引き受ける女性はたくさんいます。

女性が自由気ままに一人で生きていくことは非常に難しい。社会が許容しません。

でも男女の違いが厳然とあり、それが安定しています。

「女にとっての幸せとは、家族のために尽くし、次の世代を育てること」
という揺るぎない価値観がしっかり存在しているのです。

ここで大事なことがあります。それは彼らにとって外で働くことが「自由」だと思っていないということです。

むしろ「働かなければならない」と思っています。

家にいて家族のために尽くしている方がよっぽど幸せなのです。

女性たちは生きる上で迷いがありまません。

専業主婦でも「社会から孤立している」、「外にもっと楽しい世界があるかも」など焦ったりはしません。

「自分の居場所はここ」「自分はここで必要とされている存在なのだ」という確信を得ています。

生きる迷いから抜け出すには

その確固たる生きる自信が今の日本の女性にあるでしょうか?

「専業主婦として夫と家族を支えるのが女の幸せ」とかつては言い切れました。

しかし今「これが女の幸せ」と言えるものはありません。

そんな選択肢の多い社会で悩まないため、まずは「今は自由で豊かな時代だなあ」などと浮かれている場合ではない、と自覚しましょう。

そして一度立ち止まって自分の心に聞いてみると良いと思います。

自分は本当に働くことが好きなのか?

それとも家庭に入って子育てしたいのか?

家事も仕事も両方バランスを取ってやっていきたいのか?

こういう作業は、若いうちにやった方が良いでしょう。

37歳くらいになって、「私にとって幸せとは家事と育児」とわかっても、
簡単に結婚相手が見つからない可能性があるからです。

そうやって選択肢を狭めていくことで、心の平穏と本当の意味での自由を得ることができます

今の日本では、どんな生き方を選ぶことも可能なのですから。

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