アラブ・イスラム女性の美肌術【寄稿】「ベリーダンスジャパン vol.48」アラブ女子💗解体新書

ふだん丈の長い服に身をつつみ、肌をいっさい見せないアラブ女性。

その服に隠れた部分の肌のお手入れは、いったいどうしているのか?
見えないから無頓着?

いえいえ、そんなことはありません。むしろ日本人以上に気を使っているのです。

アラブ女性の知られざる美肌術について、ベリーダンス専門誌「ベリーダンスジャパン」に寄稿しました。

アラブ女子💗解体新書」連載原稿の4回目です。

ハマムで女を磨く

アラブ女性が美肌を手に入れるために、最も長い時間を費やすのが「ハマム」です。

ハマムは伝統的な公衆浴場。日本との一番の違いは、湯船がないことです。いわばサウナのようなもの。

日本人はもっぱらリラックス目的で浴場に行きますが、アラブ女性たちがハマムに行くのは、「美しくなるため」です。

行ったら行ったで、3~4時間は滞在します。体の中から美しくなるために。

モロッコのハマム

モロッコで見かけたハマムの看板。なんだかアジア的で妙に色っぽい。

ハマムはエジプトでは廃れつつあるものの、チュニジアやモロッコ、トルコなどでは、まだまだ健在です。

アラブ女性たちは、ハマムに行くのを非常に楽しみにしており、毎週のように通います。

ハマムに入る時の注意

外国人観光客でも、もちろんハマムを利用するのは可能。

そこで注意。パンツは脱ぎません。外の脱衣所で裸になるのは日本と一緒ですが、パンツは履いたまま入ります。

アラブの男女は、たとえ公衆浴場でも大事な部分は見せないからです。

だからハマムの中で肝心の部分は洗わない、ということになります。日本人的には不潔な気がしますね。

でもアラブではトイレのたびに「あの部分」を水で洗います。だから考え方によっては、日本人より清潔かも。

ところでハマムに入る際のパンツですが、できれば新品よりは、ややくたびれたパンツの方がよいでしょう。

なぜならアラブ女性はハマムの中でヘナ(植物性の染料)を使うこともあるからです。

その染料がめぐりめぐって自分の下着についてしまう可能性もなきにしもあらず。

さて。そのハマムの中で美肌を手に入れるために、アラブ女性にはきまった「入念な美容プロセス」があるのですが、それについては、「ベリーダンスジャパン」をぜひおよみください。

ともかくサウナのような中に3~4時間過ごすのですから、デトックス&ダイエット効果は抜群。

「ハマムを出た後は、ぐったりしちゃう。でもその日はぐっすり眠れるのよ」とアラブ女性たち。

そして「男はすべすべした肌が好きなのよ」と自らの肌をなぜながら、うっとり。

日本で美容というと化粧水やファンデーションなど外から塗りたくるものが主なのに対して、アラブの美肌法はいわば「内から美しくなる」もの。

いくら外を塗りたくっても、内が美しくなければ限界があるもの。

アラブの美肌術、なかなか理にかなっているかもしれません。

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イスラム女性については、こちらの本で詳しく解説しています。ぜひお読みください。

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なぜ世界でイスラム教徒が増え続けているのか?その魅力を中学生でもわかるように易しく書いた本。この一冊でイスラムのイメージが変わります。

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