私たちはどうしたら幸せになれるのか?【新刊】「イスラム流 幸せな生き方」本の一部をご紹介

5月17日発売の新刊イスラム流幸せな生き方』(光文社)の一部をご紹介します。

なぜイスラムの人々は日本人より幸福度が高いのか? 

『人が人らしく生きるために

 なぜイスラム教徒が増え続けているのだろうか? これまで見てきたように、イスラムは生きることを楽にし、人を幸せにする教えだからだ。

 失敗しても過度に自分を責めない。老人や貧しい人、女性など弱い者をいたわり、両親にやさしくすることを勧める。
 
 男女は惹かれ合う存在で、一緒になるのが良いとし、それによって安らぎと温もりが得られると説く。

 このためイスラム社会では家族・家庭が暮らしの中心にあり続けている。あくせく働くより、家族とくつろぐことに価値が置かれる。それによって人は寂しさがいやされ、心の安らぎを得ることができる。

 人は弱いという出発点に立つから、誰もが自分の弱さと他人の支えなしに生きられないことを自覚している。だから弱い他人に手をさしのべる。人と交わることを喜びとし、他人を思いやる心のゆとりがある。人としての「あたりまえ」がイスラム社会には生きているように思う。

 日本は戦後経済成長に価値が置かれ、これとは違う方向へ進んだ。戦後の貧しかった頃は、物やお金を充実させることが最優先されるのはしかったなかった。しかし今も変わらず同じ価値観から抜けきれずにいる。

 1日10時間以上働き、通勤に2時間以上もとられ、子どもの顔も満足に見られない、そんな非人間的な状況をつくり出している。

 寂しさや孤独をやわらげてくれる家族の絆は弱くなり、老後の不安、過労死、自殺、晩婚少子化など、様々な問題が生じてしまった。
 そして多くの人が「幸せとは?」「本当の豊かさとは?」と悩み、追い求めながらも、それを探しあぐねている。

 幸せや豊かさの定義は人それぞれであり、これが正解というものはない。ただ仕事を苦に自殺したり、残業続きで家族の会話がないような状況が、決して豊かであるとは言えない。

 お金は生活に必要なだけあればいい。それより家族や友人と過ごす時間とゆとりがあり、楽しさと安らぎを十分感じられることが、豊かさの一つの条件であることは確かだ。それに気づかせてくれたのが、私にとってはイスラムであり、それを信じる人々だ。

 仕事が大切ではない、というわけではない。誰もが結婚すべきだとも思わない。ただ自分の働き方や今の暮らしが不本意だと感じるなら、それを一度も見直し、自分が生きていく上で何がいちばん大切かを、あらためて考えてみるべきではないか? その一つのヒントにイスラムがあるのではないかと私は思っている。』 (イスラム流幸せな生き方』204〜206ページ)

ぜひお手にとっていただけると嬉しいです!

 
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