2018-04-24

写真展における写真の並べ方を考える

イスラーム ヴェールの向こう表紙

写真展「イスラーム ヴェールの向こう」に向け、サムネイルプリント(トランプくらいの小さいプリント)を並べながら、展示の順番を考えています。今回の写真展はイスラムの女性たちの写真です。

ストーリーがあるわけではありません。ストーリーがあれば、その流れに沿って並べていけば良いので、わりと簡単?なのですが。

ストーリーがない写真をどうならべるか?

①一番見せたい写真をどこに置くか?

今回、他より大きく引き伸ばした写真(見せたい写真)が4点あります。

それらをどこに置くか?

まずは、入口から入った時に真っ先に目につく場所。ここにインパクトのある写真をおきます。

ギャラリーの壁は5面あるので、他の3点をそこにバランスよく配置します。

②一番最初と最後は何にする?

最初は導入の意味で、わりとほんわかした写真が良いと思いました。

最後は、そして見る方の後味をよくしたいので、ハッピーになれるような写真。

こちらの写真です。

③全体の流れを考える

ギャラリーの壁の3面あたりに来ると、だんだん見る方は飽きて来るかもしれません。

なので、わりと見応えがあるというか、ダイナミックな写真を持ってきます。

「え、なにこれ?」みたいな写真です。

ちょっとした驚きを入れることで、マンネリに活を入れることができるかな。

4隣同士のバランスを考える

この後は、細かいところを調整します。主に隣同士の並べ順です。

・寄りと引きの写真が重ならないようにする

・村と町の写真をバランスよく並べる

・黒い色ばかり重ならないようにする

・写真の向きを考える。右向きの写真ばかり並ばないようにする

こうして、とりあえず考えます。

写真の並べ方とは「正解」というものはないので、あとあとまで悩むことになると思います。おそらく搬入の日にも。

いよいよ明日が搬入です。みなさま、どうぞお越しください。

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