「少食こそ安産の秘訣」を砂漠の遊牧民が実践

砂漠でパンを焼く遊牧民

砂漠でパンを焼く遊牧民

エジプトの砂漠で一人で移動しながら暮らす遊牧民女性サイーダ。ラクダを連れ、毎日砂漠を移動しながらくらしています。

彼女には9人の子どもがいますが、すべて砂漠で産みました。

ある時は一人で。ある時は母親が見ていてくれたそうです。

少食ならスルッと生まれる

彼女はいつも私に言って聞かせたものです。

「砂漠では食べるものが少ないから、いつも子どもたちはスルッと生まれた。町じゃ、食べものがあふれてるから、町の女は医者に行ってもなかなか生まれなくて困ってるよ」

砂漠で食べるものといえば、パンと紅茶。たまに日持ちがするジャガイモや玉ねぎといった野菜くらいです。栄養不足にならないかと心配になりますが・・・。

「昔は農薬を使ってない食べ物を食べてたから、産むときもラクだったよ。農薬は食べ物を早く大きくする。だから農薬を使った食べ物を食べると、お腹の子も大きくなって難産になるんだ」

それでも今の遊牧民の女性は、ほとんどが町の病院へ行って出産します。

「子どもは病院より自分で産む方がいい。病院は注射をやたらと打つしお金がかかる。それに医者が赤ん坊を引っ張って出す。そういうのは、良くないさ」

妊娠・出産にかぎらず、食べすぎより「食べなすぎ」なくらいが、健康にも出産にも良いみたいですね。

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