映画「チョムスキーとメディア」

アメリカの哲学者・言語学者ノーム・チョムスキーの映画「チョムスキーとメディア」を見ました。(現在映画はDVDで発売中)

彼の著書は「イスラム報道」と「9.11──アメリカに報復する資格はない!」を読んだことがあります。

アメリカの外交政策等を鋭く批判し、「アメリカの良心」と呼ばれるチョムスキー。

この映画では、とくに彼のメディア批判に焦点を当てています。

25年間、120時間分の撮影フィルムをもとに製作。

映画は彼へのインタビューを重ねて紹介。

どちらかといえば地味な映画です。

その後、東ティモールとカンボジアでの大量虐殺をとりあげ、米・大手新聞社の誌面で、二つは同じ程度の虐殺だったのに東ティモールの虐殺の報道はカンボジアのそれと比べ、圧倒的にすくなかったが、それはなぜか・・・。

それを追求していくチョムスキーが紹介され、映画は息をのむ展開へ。

彼の理路整然とした静かで力強い主張以上に、強く感じたのは「他人への愛」です。

監督に「あなたの反抗精神(批判精神だったかな?)はどこから生まれたのか?」と聞かれ、チョムスキーはこう答えます。

まだ6歳の頃、太った友人がいじめられているのを見て、助けることができなかった。そのことを今でもすごく後悔している

彼がユダヤ系の出身だということも意外でした。

現在79歳のチョムスキー。

これからももっともっと長生きし、
さらなる活発な活動を続けていってほしいと願わずにはいられない。

渋谷のユーロスペースにて3月16日まで。

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