アルジャジーラ総局長顧問 サイード・シューリー氏の講演

富士通総研のセミナー「アルジャジーラから見た世界」に参加し、アルジャジーラ
総局長顧問 サイード・シューリー氏の講演をきく。

サイード氏はパレスチナ出身。パキスタンの大学で国際関係論などを学んだ後、カ
タールに移住。長年カタールテレビの英語チャンネルでニュースを担当し、その後、
96年にアルジャジーラに設立要員として採用された。

9.11事件やイラク戦争など、アルジャジーラが最も注目を集めた次期に現場の責任者としてニュースを作り続けた人物だ。

講演で興味深かったのは、やはり中東の平和を実現する鍵はアメリカにあるという
ことである。アメリカは、イランをアラブの脅威だと思わせ、自分たちの武器を買わ
せようとしている。

またイラクの混乱を終わらせるのもワシントン次第だが、このまま争乱が続けけば武器がどんどん売れるため、アメリカは終わらせたくない・・・ 
 

アラブの国でも、時にサウジの皇室の金銭問題などにふれたりするなどして、アルジャジーラの報道を快く思っていない国がある。バグダッドの支局は3年前にアメリカのプレッシャーによって閉鎖された、など、かいつまんでいうとこのような点であった。

イラク戦争の時には、72日間局に泊まり込んで、その後病院の集中治療室に運ば
れたという。

中東の未来を決して楽観視していなかったが、自由で独立したアルジャジーラの放
送にプライドと熱意を注いでいる姿が、見ていてとても感慨深かった。

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