「知られざるイスラム大国・イラン(NHK/BS)」を見て感じた人生で本当に大切なこと。

中東やイスラム圏では、日本のように映画館や遊園地や各種娯楽が充実しているとは言い難い。

それについて「娯楽が少なくて、つまらなくないのか?」と言う人がいます。
私も以前は同じことを思っていました。

「娯楽を必要としない」人たち

でも最近になってわかるようになったのは、彼らには娯楽が必要ないんです。

イスラム圏の人たちの「娯楽」とは、家族との団欒です。それに十分満足しているから、あえて外に楽しみを求める必要がないのです。

それを痛感したのが、「ザ・プレミアム 井浦新 アジアハイウェイを行く 第2集「知られざるイスラム大国」でした。

俳優の井浦新さんが、イランの首都テヘランやイスファハンなどの主だった都市をめぐりながら、現地のイラン人と知り合い、家庭に招かれて家族とお話をするといった番組です。

日本に留学予定の女子大生の家に招かれ、ご両親に娘さんの将来についてたずねます。
「留学後日本にそのまま居続けるのか、イランに帰国するのか?」。

ご両親は「彼女の人生だから彼女の自由。プレッシャーをかけたくない」と言いますが、彼女は「日本での留学を終えたら、イランに帰りたい。一番大切なものは家族だから」と答えます。

人によっては「せっかく日本に留学したのに、もったいない。もっと自分の可能性を試せばいいのに」などと思うかもしれない。

でも彼女にとっては、家族と離れて異国で暮らすことの方が「つまらない」ことなのです。

「家庭が娯楽」でエコノミー

イスラム圏にも映画館やショッピングモールなど娯楽施設はあります。が、ダンゼン日本より規模も質も乏しい。

日本では、娯楽といえば家庭でなく「外」のもの。

最近は結婚に憧れを持てず、結婚したくない人も増えました。

イランの家族を大事にする暮らしがいいのか日本がいいのか、簡単に決めつけることはできません。

でも一つ言えるのは、「家族が娯楽」のライフスタイルはとても安上がりだということ。

家庭が楽しければそれほど外食する必要もありませんから。

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