2018-08-11

アメルン渓谷の古く美しい村々(タフロウト近郊②)

モロッコ タフロウト

 

タフロウト市内で自転車を借りて、アルメン渓谷 (Ammeln Valley)に行ってきました。アメルン渓谷には、標高2000mの山すそに小さな古い村々が点在しています。

アメルン渓谷の場所↓

タフロウトからアルメン渓谷まで

アメルン渓谷までの道

タフロウトからアメルン渓谷まで自転車で15分ほどです。ひたすら一本道なので迷うことはありません。

15分ほど無人の荒野を走ると、突然目の前にひらけた大地と小さな家々が現れます。この光景はなかなか圧巻。

タフロウとからアメルン渓谷までは、グランタクシー(乗合タクシー)もあるそうです。

アメルン渓谷沿いの舗装道路をサイクリング

アメルン渓谷には渓谷沿いにきれいに舗装された道があり、自転車で端から端まで行くこともできます。

渓谷には44の村があるそうです。

村々は、たいていは山の中腹に古い廃屋が、手前に新しい民家が建っています。

昔は敵から身を守るため、山の中腹に家を建てる必要があったのです。

背後が山なら、前だけ気をつけていれば良いからです。

アメルン渓谷のカフェ【Restaurant Bio Beldi 】

Ammeln Valley 3

幹線道路沿いにおしゃれなカフェを見つけたので小休止。AIT OMGASという村にあります。

カフェは、つい最近オープンしたばかり。29歳の感じの良いモロッコ青年(上の写真)がオーナーです。

彼はこの村の出身。「カサブランカとか色々な街で働いたけど、ここが好きだから戻って来たんだ。来年はゲストハウスを始めるよ」。

宿はまだ建設中。工員が足らず、なかなか工事が進まないのが悩みのタネだそう。きっと給料の良い海外やカサブランカに行ってしまうのでしょうね。

このAIT OMGAS村に暮らすのは約120家族。彼が村を案内してくれました。

カフェでお菓子とカフェオレで28ディルハム(330円)でした。

【Restaurant Bio Beldi 】
https://www.facebook.com/RestaurantBioBeldi/
tel:+212 697-820288

アメルン渓谷一美しい村【ウメスナト Omssnat】

モロッコ タフロウト

ウメスナト村

アメルン渓谷沿いで1つ古い村を訪れるとしたら、ウメスナト(Omssnat)村がおすすめです。

ここには「メゾン・トラディショナル(La Maison Traditionnelle )」という古い家を改装したホテルもあります

古い邸宅が博物館になっていて、その隣の古民家がゲストハウスです。

La Maison Traditionnelle
Village d’oumesnat, Tafraoute 83025, Morocco
tel:+212 661-513793

アメルン渓谷でランチ【Chez Amaliya】

アメルン渓谷のホテル

アメルン渓谷の入口に建つ「シェ・アマリヤ」。

渓谷の入り口に建つホテル「シェ・アマリヤchez amaliya 」でランチをいただきました。ここの従業員の方々がとても感じ良かったです。

アメルン渓谷のホテル

ホテルの入り口から外を眺める従業員男性。

レストランのメニューにはクスクスもありましたが、2時間前にオーダーする必要があるとのことで、タジンにすることに。

「で、タジンはどのくらいでできるんでしょう?」と男性従業員に聞くと、「20分くらいかな(笑)」。実際には40分ほどかかりました。

その間、ラウンジにあるモロッコの写真集をパラパラと眺めたり。

アメルン渓谷のホテル

ホテル内を案内してもらったり。

中庭のプールに面して客室が配置されています。ホテルのオーナーはオランダ人女性です。

男性従業員にこの近辺のおすすめ観光地などを聞いたり。

「アイト・マンスールはいいよ。つい最近も、自転車で行って来たところなんです」。アイト・マンスール近くのグダルトという村には、ホテルもあるとのこと。そこに行ってみようかな。。。その電話番号も教えていただきました。

ようやくタジンが用意できました。

モロッコのクスクス

タジン(70ディルハム=約800円)は野菜たっぷり。ニンジン、じゃがいも、オリーブ、カラーピーマンなどなど。チキンもやわらかかったです。

Auberge Kasbah Chez Amaliya

Auberge Kasbah Chez Amaliya

住所:la Vallée d’ Ammelne Anti-Atlas Tafraoute
tel: 00212(0)528800065
e-mail:info@chezamaliya.com

従業員の彼に勧められた「アイト・マンスール」に行ってみることにしました。

モロッコのグランドキャニオンとも呼ばれる場所です。

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女ひとり、イスラム旅

女ひとりでモロッコ、チュニジア、オマーンなどを旅した旅行記。モロッコではラバトのプー太郎青年と知り合い、彼の自宅や古い邸宅に暮らす友人宅を訪ねた歩いた体験、カスバ街道の美女とハマムで汗を流した話などが書かれています。

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