<イラン人の暮らし> 北西部の都市アルダビールでトルコ系姉妹の家に居候

アスタラを出てアルダビールへ向かう道中で、「いかにもイラン」という体験をしました。

今日どこにいくか? どこに泊まるか? 全く決めていませんでしたが、「とりあえずアルダビールまで行って、その先はまた考えよう」と出発。

イランのタクシーは黄色と白

まずは、アルダビールへの乗り合いタクシーターミナルへ。だだっぴろい敷地にタクシー2台だけが、ぽつんととまっている寂しいターミナル。白いタクシーと黄色いタクシー1台ずつありました。

イランでは黄色が正規のタクシー。白はそうでないタクシーです。「黄色いタクシーは保険に入っていて、事故にあったら補償してくれる。だから黄色いタクシーに乗った方が良い」とイラン人にはよく言われます。

私はこれまで白タクに乗っていますが、危ない目にあったことはありません。

ターミナルには他にもタクシーを待っている人がいて、私はその時は順番上、白いタクシーに乗ることになっていました。

タクシーを私物化

そこへ、2人の子どもをつれた母親がやってきました。

 

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彼女が私を見て、「この人といっしょにして」とか言ったらしく、私は白タクを乗り過ごし、彼女たちと黄色いタクシーに乗ることになったのです。

白タクは男性客ばかりだし、私もその方が安心だし気楽というもの。よかったよかった、、、

が、そのお母さん、出発するとまもなく、タクシーを商店の前で止めさせ、その中に入っていった。なんと買ったのは子供のお菓子。いいのか? タクシーを私用に使って。まあ、お客は彼女たちと私だけですしね。

ウエハースのようなお菓子を私にくれました。パッケージにバナナの絵が描いてある。正直あまりそそられなかったけど、ありがたくいただきました。

まもなくや車は山間部へ。山々とその下に広がる田園風景。さらに高度を上げると、やがて眼科に素晴らしい風景が。

アスタラ〜アルダビール間はけっしょうちけっしょうち

アスタラ〜アルダビール間は景勝地でイラン人観光客にも人気

アスタラ〜アルダビール間は名だたる景勝地。所々で、車をとめて景色に見入ったり、ピクニックしているイラン人家族がいる。途中左手にはロープウェーもあったり。

そこでなんと、またお母さんは車をとめる。こんどもは子供たちと記念撮影。私もさっそく車を降りて、周囲の風景を撮影しました。本来なら素通りしてしまうところ、彼女のおかげで写真が撮れてラッキーです。 

お互い言葉がわからないけれど、その頃にはすっかり彼女と意気投合し、写真を撮られたり、撮ってあげたり。

「家にいらっしゃい」

やがてアルダビールの町が近づいてくると、うしろの彼女が私の肩をトントンとたたきました。手に紙切れが。

iran-invitation-1「guest we be home」。

「私の家に来ない?」ってことらしい。英語が話せないイラン人がよくやるように、スマホのグーグル翻訳で、ささっと調べたのでしょう。

実はアルダビールは以前来たことがあり、泊まるつもりはありませんでした。が、こんな素敵なお誘いをいただいたら、断れません!

彼女の家にのこのこついていきました。出迎えてくれたのは妹さん。私の到来を聞いていたのか、驚く様子もありませんでした。

トルコ系イラン人

6人姉妹で、その日(休日)姉妹全員が妹さんの家に集まることになっていたんです。

実はお母さんたちは、トルコ系イラン人。話しているのもトルコ語だという。

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左から3番目のお姉さん、誘ってくれたお母さん、妹さん、2番目のお姉さん、一番目のお姉さん。
長女は54歳、末っ子は27歳、なんと27歳の年の差が! 母娘みたい。

上のお姉さん方はトルコの民族衣装を身につけていて、寝る時にもスカーフを外しません。ちなみに、各衣装の名称です。
 ・チョキ=「ジュリカ」
 ・スカーフ=「ヤイレフ」
 ・ワンピース=「チュンナ」
 ・下に着るワンピース=「トマン」

この続きは、(11)「キャンドバーン村」タクシー・チャーターは要注意

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私はペルシャ語(イランの言葉)ができませんが、このおかげで楽しくコミュニケーションできました。

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