2016-01-25

パキスタン女性インタビュー(1)*新聞記者:日刊ナワイバート紙

 

パキスタンのイスラム教徒女性

彼女のオフィスにて。

パキスタンの女性新聞記者ガザラ・ファシフさん(46歳)にお会いしました。日刊紙「ナワイバート」の記者。在職20年目です。

カラチ大学文学部卒業して入社。新聞記者になったのは、「読んだり書いたりするのが好きだったから」。

「この職場はとてもリラックスしていて、よく野良猫が出たり入ったりしていて、すごく自由なんですよ」とのこと。

パキスタン女性

パキスタンの新聞社のランチタイム。左は女性記者。皆、持参したお弁当を好きな時間に食べる。

この会社では、各自お弁当を持ってきて、好きな時間に食べます。

ガザラさんは一男一女の母。パキスタンの場合、民間企業は産休が1、5ヶ月とれ、政府系の職場合は3ヶ月だそう。

「家計はほとんど主人がまかなっています。自分で払っているのは電話代、お手伝いさんの給料、子供の学費くらい」とのこと。

パキスタンでは、会社で同じポストなら、男女で給料は変わりらないそうです。これはどの会社でも、そうだとのこと。

「女性は決して抑圧されていません。問題はありますが、それは世界のどこにでもある問題。この国だけではありません」と力強く主張されていました。

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【参考図書】

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20年間の取材によるイスラム女性たちのリアルな日常を紹介。モロッコ、チュニジア、エジプト、イラン、パキスタン、モルディブ‥‥。歌あり踊りありデートあり。「抑圧」などメディアによって作られたイメージと違う、生き生きした女性たちの実像を紹介します。

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