<イスラム圏女性一人旅> イスラム圏を旅するための女性の服装

モロッコやエジプトなどイスラム圏を旅する場合、女性はどんな服装で行ったら良いでしょう?
基本は「肌を見せない服装」です。

「肌を見せない」がイスラム女性の服装の大前提

これがイスラム女性の服装の基本であり、大前提です。そして男性も同じです。
暑いからといって半袖や半ズボンを身につけていれば、間違いなく現地の人の反感を買います。

「肌を見せない」こと以外は、女性の服装は国や地域によって様々です。

チュニジアやトルコなど比較的イスラムの戒律がゆるい国では、大都市や首都に限れば、スカーフをかぶっていない女性やジーパンなど体の線を露わにする服装の女性もいます。

時にはタンクトップなどという女性も。
ただしこれは、本当に例外中の例外です。

アラビア半島のオマーンやイエメンでは、ほとんどの女性は「アバーヤ」という真っ黒なコートで全身をおおっています。

イランでも「チャドル」という、やはり黒のコートを着ている女性が多い。

そんな中で、女性が半袖で町を歩いていたら、間違いなく男性を刺激します。

実際、私がエジプトで日本人の友人女性とタクシーに乗っていた時、半袖を着て窓側の席に座っていた彼女は、車の外から通りがかりの男性に触られてしまいました。

ましてタンクトップ姿では裸で町を歩いているようなもの。
「そんな女には、何したってかまわない」のがあちらの男性の考え方です。
場合によっては娼婦と思われます。

イスラム女性のファッション

エジプトの若い女性たち

イスラム圏では「服装が9割」

イスラム圏ではどんな服装で旅するかで、そこでの体験が180度変わります

肌を露出した格好をしていれば、男にしつこくされ、痴漢にあったりもする。

その逆なら敬意と親愛の情をもって接してもらえる。

男性は乗り物の中で席をゆずってくれたりしますし、女性はニコニコは話しかけてくるでしょう。家に呼ばれるなんてことも、ありえます。

オマーン山間部の小さな村に行った時の話です。
私が来る前に、欧米人のカップルがその村にやってきたそうです。
しかし女性が半ズボンにタンクトップという格好だったため、村長が村に入ることを断ったとのこと。

またオマーンのある男性は、「欧米の人のように肌を露出しているのは、自分たちの文化を侮辱しているということ」と言っていました。

その時私は肌を見せない格好をしてスカーフもかぶっていたため、
「その点、君はすごく良い。スカーフまでかぶっているし」と褒められました。

彼らの服装コードに合わなければ敵対者と見られ、逆にきちんとした服装をしていれば、信頼や親睦の対象になる。
「服装で人を判断する」傾向はイスラム圏ではかなり顕著です。

スカーフはどうする?

イスラム圏ではスカーフをかぶっていない女性もいます。

でも外国人はそれだけで目立つ存在ですから、スカーフをかぶるに越したことはありません。トクすることはあっても、損することはありません。

モスクに入る時にはスカーフ着用が義務となっていますから、モスクの観光用に一枚持っていても良いかもしれません。

アバーヤを持っているのも良いかもしれません。私はこちらのアバーヤを購入しました。
http://www.shop-online.jp/nazformuslimafashion/
黒一色の服装というのも、なかなかエレガントですよ。

郷に入っては郷に従え

先にも書いたとおり、現地の女性は夏でも長袖です。
「そんなの暑苦しい。半袖でいいわ」という考えはわかります。

でもいざ現地に行って男にジロジロ見られ、「やっぱりアラブの男ってスケベだわ」という貧しい感想しかもたずに帰国するのは、あまりにも寂しい。

他人の家へおじゃましたら、その家の習慣・やり方に従うように、他の国へ行ったら、その国の習慣や考えを受け入れる。レスペクトする。
たとえ自分の趣味に合わなくとも。

それが楽しく旅する秘訣ではないかな。

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